[7011] 三菱重工業 の財務・株価分析レポート

三菱重工業の2025年03月期の営業利益は0百万円、営業利益率は0.0%と前年比0百万円増、営業利益率は0.0%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、設計、製造、販売、サービス及び据付等を多くの事業で行っており、主な事業はエナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の4つのセグメントに分かれている。

事業セグメント

  • エナジー: 火力発電システム、原子力発電システム、風力発電システム、航空機用エンジン、コンプレッサ、排煙処理システム、舶用機械等の設計、製造、販売、サービス及び据付等を行っている。
  • プラント・インフラ: 製鉄機械、商船、エンジニアリング、環境設備、機械システム等の設計、製造、販売、サービス及び据付等を行っている。
  • 物流・冷熱・ドライブシステム: 物流機器、冷熱製品、エンジン、ターボチャージャ、カーエアコン等の設計、製造、販売、サービス及び据付等を行っている。
  • 航空・防衛・宇宙: 民間航空機、防衛航空機、飛しょう体、艦艇、特殊機械(魚雷)、特殊車両、宇宙機器等の設計、製造、販売、サービス及び据付等を行っている。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、多様な事業分野において設計から据付まで一貫したサービスを提供し、関係会社と連携して事業を展開している。

今後の展開・方針

報告セグメントに含まれない電化・データセンター事業等の成長分野に関する事業及びアセットビジネス等を「その他」の区分に含めている。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、将来の事業展開に対応するため、技術力・競争力強化を目的とした設備投資を継続的に行ってきた。特にエネルギー・環境、交通・輸送、防衛・宇宙、機械・設備システムの各セグメントで生産用設備の拡充を進め、近年ではパワーやインダストリー&社会基盤分野にも注力している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (148,929百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・環境セグメントでガスタービン生産用設備の拡充、交通・輸送セグメントで民間航空機生産用設備の拡充、防衛・宇宙セグメントで防衛航空機生産用設備の拡充、機械・設備システムセグメントでターボチャージャ及びコンプレッサ生産用設備の拡充
  • 2016-03-31 (166,529百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・環境セグメントでガスタービン及びタービン生産用設備の拡充、交通・輸送セグメントで民間航空機生産用設備の拡充、防衛・宇宙セグメントで防衛航空機生産用設備の拡充、機械・設備システムセグメントでターボチャージャ及び物流機器生産用設備の拡充
  • 2017-03-31 (197,339百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・環境セグメントでガスタービン生産用設備の拡充、交通・輸送セグメントで民間航空機生産用設備の拡充、防衛・宇宙セグメントで防衛航空機生産用設備の拡充、機械・設備システムセグメントでターボチャージャ及び物流機器生産用設備の拡充
  • 2018-03-31 (144,062百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: パワーセグメントでガスタービン試験用設備の拡充、インダストリー&社会基盤セグメントで物流機器関連設備の拡充、航空・防衛・宇宙セグメントで防衛航空機生産用設備の拡充

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ