過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料、自動車部品・産業機械部品、エンジニアリング、流通・サービスの5つのセグメントに分かれ、幅広い事業活動を行っています。
事業セグメント
- 特殊鋼鋼材: 特殊鋼鋼材の製造、販売、流通、二次加工品の製造、物流管理、整備、検査、設備メンテナンス等を行っています。
- 機能材料・磁性材料: ステンレス製品、希土類磁石、高合金製品、電気・電子部品用材料、ネジ、ボルト、自動車用冷鍛部品、粉末製品、チタン製品の製造、販売、流通を行っています。
- 自動車部品・産業機械部品: 型鍛造品、トラック用鋼機製品、鋳鋼品、精密鋳造品、自由鍛造品、エンジンバルブ、圧縮機部品、ターボ部品、カップリング等の製造、販売、流通を行っています。
- エンジニアリング: 鉄鋼設備、環境設備、各種機械の製造、販売、設備メンテナンス、土木建設事業、環境設備の保守管理、工業炉およびその付帯設備の製造、販売、流通を行っています。
- 流通・サービス: 不動産事業、保険業務、グループの福利厚生関連事業、ゴルフ場経営、分析事業、情報システムの開発および保守運用、製品の輸出入業務、ビル賃貸業を行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な事業セグメントを持ち、特殊鋼鋼材から機能材料、自動車部品、エンジニアリング、流通・サービスまで幅広い製品とサービスを提供しています。
今後の展開・方針
今後の展開や戦略についての具体的な記載はありません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、特殊鋼鋼材等既存事業の収益基盤強化を目的に、各年度において合理化や生産能力増強を中心とした設備投資を実施してきました。特に機能材料・磁性材料事業や自動車部品・産業機械部品事業においては、継続的に設備の合理化や能力増強を行い、成長分野への戦略投資を厳選して実施しています。これにより、収益基盤の強化と新規事業の展開を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (9,161百万円)
目的: 合理化
詳細: THAI SEISEN CO.,LTD.本社工場のステンレス鋼線設備合理化 - 2015-03-31 (9,513百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多型鍛造工場の鍛造設備合理化およびフジオーゼックス㈱静岡工場のエンジンバルブ生産設備合理化拡充 - 2016-03-31 (7,670百万円)
目的: 設備更新
詳細: 知多工場の再溶解設備 - 2016-03-31 (6,906百万円)
目的: 設備更新
詳細: 日本精線㈱枚方工場の工場事務所棟 - 2016-03-31 (7,043百万円)
目的: 合理化
詳細: 渋川工場の特殊溶解設備合理化およびフジオーゼックス㈱のエンジンバルブ生産設備合理化 - 2017-03-31 (7,527百万円)
目的: 設備更新
詳細: 知多工場の再溶解設備 - 2017-03-31 (9,844百万円)
目的: 合理化
詳細: 星崎工場の棒鋼加工設備合理化 - 2017-03-31 (10,503百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 渋川工場の特殊溶解設備合理化および㈱大同キャスティングスの精密鋳造設備の増強 - 2018-03-31 (8,206百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多工場の連続鋳造設備の合理化 - 2018-03-31 (12,087百万円)
目的: 合理化
詳細: 星崎工場の棒鋼加工設備合理化 - 2018-03-31 (14,139百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱大同キャスティングスの精密鋳造設備の増強 - 2019-03-31 (11,011百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多工場の連続鋳造設備の合理化 - 2019-03-31 (12,776百万円)
目的: 合理化
詳細: 星崎工場の線材加工設備合理化 - 2019-03-31 (9,704百万円)
目的: 新規事業
詳細: 渋川工場の再溶解設備新設 - 2020-03-31 (10,342百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多工場の連続鋳造設備合理化 - 2020-03-31 (14,738百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多帯鋼工場の帯鋼製造設備合理化、築地テクノセンター粉末工場の粉末製造設備合理化、星崎工場の線材加工設備合理化 - 2020-03-31 (11,242百万円)
目的: 新規事業
詳細: 渋川工場の再溶解設備新設、フジオーゼックス㈱のエンジンバルブ生産設備 - 2021-03-31 (7,525百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多工場の線材圧延設備合理化 - 2021-03-31 (10,759百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多第2工場の棒鋼加工設備合理化、星崎工場の線材熱処理設備合理化 - 2022-03-31 (9,437百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多第2工場の棒鋼加工設備合理化、星崎工場の線材熱処理設備合理化 - 2023-03-31 (9,382百万円)
目的: 合理化
詳細: 知多第2工場の棒鋼加工設備合理化 - 2024-03-31 (8,934百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 渋川工場の特殊溶解能力増強 - 2025-03-31 (12,049百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 渋川工場および知多第2工場の高合金製造能力増強、知多第2工場の特殊溶解能力増強、チタン用特殊溶解能力増強
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。