[5724] アサカ理研 の財務・株価分析レポート

アサカ理研の2024年09月期の営業利益は293百万円、営業利益率は3.7%と前年比102百万円減、営業利益率は1.1%pt減です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社アサカ理研と子会社アサカ弘運株式会社により構成され、貴金属事業、環境事業、システム事業を展開しています。

事業セグメント

  • 貴金属事業: 電子部品屑等から金、銀、白金、パラジウム等の貴金属を独自技術で分離・回収し、販売または顧客に返却する事業。使用済み治具や水晶振動子の再生も行う。
  • 環境事業: プリント配線基板メーカーから使用済み塩化第二鉄廃液を再生し、銅を回収・販売する事業。塩化第二鉄液は凝集剤や還元剤としても販売。
  • システム事業: 製造業向けにCIM・FA化をサポートし、各種計測データ処理システムや自動計測システムの開発・販売を行う。ISO9000・TS16949規格の支援も提供。
  • 運輸事業: アサカ弘運株式会社が産業廃棄物収集運搬業の認可を受け、工業用薬品や電子部品屑等の運搬業を行う。

事業の特徴・強み

  • 独自の技術による貴金属の高効率な回収と再生技術。
  • 環境事業における廃液の再生技術と副産物の有効活用。
  • 製造業の自動化、省力化を支援するシステムソリューションの提供。

今後の展開・方針

今後も貴金属回収技術の向上と環境事業の拡大を図り、システム事業では製造業の変化に対応したソリューションを提供し続ける。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去10年間にわたり、主に貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。また、環境事業やシステム事業にも投資を行い、特に2019年には台風による設備被害の復旧も行いました。全体として、設備の更新と生産能力の強化を通じて、事業の効率化と拡大を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-09-30 (957,707千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ASAKARIKEN (M) SDN. BHD.の連結子会社化による建物等の取得およびいわき工場・生産技術開発センターの建設
  • 2015-09-30 (102,725千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業の設備投資
  • 2016-09-30 (214,732千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業の設備投資
  • 2017-09-30 (506,435千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム受託開発事業の設備投資
  • 2018-09-30 (231,920千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資
  • 2019-09-30 (210,760千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資
  • 2020-09-30 (405,059千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資、台風19号による被害設備の復旧
  • 2021-09-30 (278,674千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資
  • 2022-09-30 (667,713千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資
  • 2023-09-30 (1,131,995千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資
  • 2024-09-30 (485,209千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 貴金属事業における生産設備の更新及び生産能力の強化、環境事業およびシステム事業の設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ