[5742] エヌアイシ・オートテック の財務・株価分析レポート

エヌアイシ・オートテックの2025年03月期の営業利益は231百万円、営業利益率は3.5%と前年比709百万円増、営業利益率は13.3%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、FA部門と商事部門の2部門体制で、機械・装置の基礎フレームなどのアルミニウム合金製構造部材「アルファフレームシステム」やFA装置、工業生産財の販売を行っています。

事業セグメント

  • FA部門: 「アルファフレームシステム」やFA装置、クリーンブースなどの開発・設計・製造・販売を行い、幅広い分野に技術とサービスを提供。新シリーズの開発やお客様専用フレームの受注販売も行っています。
  • 商事部門: FA部門のメーカー機能を活用し、工場等の製造設備導入提案営業及び工業生産財の取扱いを行っています。工業用砥石、工具・ツール等の消耗品と製造設備が主要な取扱商品です。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • アルファフレームシステムは、溶接不要でボルトのみで組立可能なフレキシブルなアルミニウム合金製構造部材で、軽量かつ強度が高く、効率的な作業が可能です。
  • FA装置は、洗浄、検査、搬送、梱包の主要技術をベースに、幅広い業種に対応し、製造の効率化や短納期化を実現します。

今後の展開・方針

生産ラインの変化に対応できる新シリーズの継続的な開発とシリーズの拡充を図り、顧客のニーズに応じた製品開発を行っていきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資戦略は主に生産能力の増強を目的としており、特に新工場の建設や既存工場の設備増設に多くの投資が行われている。営業・配送用車両の更新や社内システムの更新も含まれ、効率的な運営を支えるための投資が継続的に行われている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2016-03-31 (169百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: アルファフレーム部門における生産設備の増設、営業・配送用車両の更新
  • 2017-03-31 (521百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 立山事業所新設における土地取得と工場建設費の一部支払い、アルファフレーム部門における生産設備の増設、販売管理システムの更新
  • 2018-03-31 (563百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 立山事業所建設、立山工場の空調設備工事、アルファフレーム北関東の生産設備増設、本社機能の流杉工場への移転
  • 2019-03-31 (612百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 愛知事業所新設における土地取得と工事建設費の一部支払い、立山工場の生産設備の増設、営業及び配送車の更新
  • 2020-03-31 (528百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 愛知事業所建設、生産設備増設
  • 2021-03-31 (245百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各工場の加工機等の生産設備の取得、社内管理システム用のハード機器の取得
  • 2022-03-31 (1,263百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新工場建設に伴う着手金等の支払、社有車の入替
  • 2023-03-31 (174百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 立山第3工場隣地の取得に伴う着手金の支払、立山第1工場の生産設備の増設ならびに更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ