[5803] フジクラ の財務・株価分析レポート

フジクラの2025年03月期の営業利益は135,519百万円、営業利益率は13.8%と前年比66,036百万円増、営業利益率は5.1%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社及び当社の関係会社は、情報通信、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、不動産の各事業部門において製品の製造、販売、サービス等の事業活動を展開しています。

事業セグメント

  • 情報通信事業部門: 光ファイバ、光ケーブル、通信部品、光部品、光関連機器、ネットワーク機器、工事等を扱う。
  • エレクトロニクス事業部門: プリント配線板、電子ワイヤ、ハードディスク用部品、各種コネクタ等を扱う。
  • 自動車事業部門: 自動車用ワイヤハーネス、電装品等を扱う。
  • エネルギー事業部門: 電力ケーブル、通信ケーブル、アルミ線、被覆線等を扱う。
  • 不動産事業部門: 不動産賃貸等を行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業部門を持ち、国内外に多数の子会社と関連会社を有することで、幅広い市場に対応可能。

今後の展開・方針

今後の展開や戦略についての具体的な記述はテキストに含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、成長分野への経営資源の集中とものづくり体質の強化を基本戦略とし、各年度において生産能力の増強を中心に設備投資を行ってきました。特に光ファイバや自動車用ワイヤハーネスの生産設備増強、スマートフォンの高機能化対応、データセンタ市場への対応など、需要の高まりに応じた投資を行っています。また、不動産事業においても地域社会への貢献を目的とした再開発を進めています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (246億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで79億円、エレクトロニクスカンパニーでタイ王国を中心に71億円、自動車電装カンパニーで欧州における自動車用ワイヤハーネスの生産設備増強に51億円の設備投資を実施。
  • 2016-03-31 (319億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで68億円、エレクトロニクスカンパニーでタイ王国のFPC増産に151億円、自動車電装カンパニーで東欧や中南米のワイヤハーネス生産設備増強に60億円の設備投資を実施。
  • 2017-03-31 (456億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで光ファイバの需要拡大に対応し114億円、エレクトロニクスカンパニーでスマートフォン新モデル対応に150億円、自動車電装カンパニーでワイヤハーネス製造設備増強に75億円、不動産カンパニーで深川ギャザリアに85億円の設備投資を実施。
  • 2018-03-31 (425億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで光ファイバの需要拡大に209億円、エレクトロニクスカンパニーでスマートフォン新モデル対応に103億円、自動車電装カンパニーでワイヤハーネス製造設備増強に59億円、不動産カンパニーで深川ギャザリアに24億円の設備投資を実施。
  • 2019-03-31 (557億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで光ファイバの需要拡大に210億円、エレクトロニクスカンパニーでスマートフォン新モデル対応に249億円、自動車電装カンパニーでモロッコ王国のワイヤハーネス製造設備に47億円の設備投資を実施。
  • 2020-03-31 (301億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで光ファイバの需要拡大に105億円、エレクトロニクス事業部門でスマートフォン高機能化対応に114億円の設備投資を実施。
  • 2021-03-31 (177億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: エネルギー・情報通信カンパニーで北米の情報インフラ対応に73億円、エレクトロニクス事業部門でスマートフォン製品用自動化設備に59億円の設備投資を実施。不動産カンパニーで「メゾンイデアル」の売却益36億円を計上。
  • 2022-03-31 (162億円)
    目的: 効率化
    詳細: 欧米を中心にFTTx、データセンタ等の通信インフラ網構築に対応した設備投資を実施。本社地区の不動産売却で約154億円の固定資産売却益を計上。
  • 2023-03-31 (157億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 光ケーブルトータルソリューションビジネス強化のため佐倉事業所内のSWR®新工場建設、北米中心のFTTX、データセンタ需要対応の設備投資を実施。
  • 2024-03-31 (208億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 佐倉事業所内でSWR®新工場建設、深川ギャザリアの新北プラザ棟建設を進める。
  • 2025-03-31 (307億円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 生成AIの普及に対応したデータセンタ市場向けのMTフェルール生産能力増強、メキシコ・ポーランド・ベトナムでの光コネクタ・ケーブル生産能力増強、佐倉事業所内でSWR®新工場の稼働開始。核融合発電のための超電導コイル用高温超電導線材の増産設備投資を進める。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ