[7215] ファルテック の財務・株価分析レポート

ファルテックの2025年03月期の営業利益は2,359百万円、営業利益率は3.0%と前年比266百万円増、営業利益率は0.4%pt増です。

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器事業を主な事業としており、自動車メーカーを主な顧客としています。高い品質感と機能美を追求し、時代をリードする価値ある商品・サービスを提供することを経営理念としています。

事業セグメント

  • 自動車外装部品事業: 自動車メーカーに対して自動車外装部品を販売し、樹脂外装部品や金属・モールディング部品を提供しています。成形技術や表面処理技術を駆使し、高品質な製品を生産しています。
  • 自動車純正用品事業: 自動車メーカーや海外自動車メーカーの日本法人に純正用品を納入し、ディーラーを通じて販売しています。企画・開発・提案力を活かし、自動車をより魅力的にする用品を提供しています。
  • 自動車関連機器事業: 自動車検査・整備用機器、自動車製造用設備・機器、パワーシステムの3つのカテゴリーで構成されており、効率的かつ安全な商品・サービスを提供しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 自動車外装部品事業における開発力と技術力、独自の生産活動システム(FPS)を活用した効率的なものづくり力。
  • 自動車純正用品事業における長年のノウハウと企画・開発・提案力。
  • 自動車関連機器事業における技術力・提案力と製販一体の強み。

今後の展開・方針

国内外での事業展開を強化し、特に北米・欧州・中国・東南アジアにおいて事業を拡大していく方針です。親会社であるTPR㈱との協力を維持しながら、独立性を保ちつつ企業グループを形成していく予定です。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去10年間にわたり自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に、主に生産能力増強を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。特に日本国内やアジア、北米地域での競争力強化を図るため、各拠点での設備投資を行っており、九州工場や中国子会社などでの投資が目立ちます。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (4,720百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は自動車部品事業で4,055百万円、自動車用品事業で441百万円、自動車関連機器事業で207百万円、本社で16百万円。
  • 2016-03-31 (4,709百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で2,678百万円、アジアで1,364百万円、北米他で665百万円。
  • 2017-03-31 (4,461百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で3,851百万円、アジアで316百万円、北米他で292百万円。
  • 2018-03-31 (6,373百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で3,825百万円、アジアで692百万円、北米他で1,855百万円。
  • 2019-03-31 (7,839百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で6,634百万円、北米他で890百万円、アジアで313百万円。主に九州工場及び㈱北九州ファルテック等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2020-03-31 (5,621百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で2,985百万円、北米他で2,049百万円、アジアで586百万円。主に九州工場や英国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2021-03-31 (3,926百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で2,710百万円、北米他で974百万円、アジアで241百万円。主に国内工場や英国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2022-03-31 (3,843百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で3,062百万円、アジアで624百万円、北米他で155百万円。主に国内工場や中国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2023-03-31 (4,104百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で3,307百万円、アジアで728百万円、北米他で67百万円。主に国内工場や中国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2024-03-31 (3,746百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で3,029百万円、アジアで612百万円、北米他で104百万円。主に国内工場や中国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。
  • 2025-03-31 (3,292百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 自動車部品生産用の生産設備・金型・冶工具を中心に設備投資を実施。内訳は日本で2,749百万円、アジアで390百万円、北米他で153百万円。主に国内工場や中国子会社等における競争力強化のための設備投資を実施。なお、有形固定資産のほか、無形固定資産への投資も含めて記載。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ