過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
兼房株式会社及びその関係会社は、工業用機械刃物及びその関連製品の製造、販売を主たる事業内容としています。
事業セグメント
- 日本: 当社が生産し、国内及び海外へ販売しています。
- インドネシア: PT.カネフサインドネシアが、主に当社より原材料・半製品の供給を受けて生産し、インドネシア・マレーシアを中心とした東南アジア、当社及び当社の関係会社へ販売しています。
- 米国: カネフサUSA, INC.が主に北米へ販売並びに再研磨サービスを行っています。
- 欧州: カネフサヨーロッパB.V.がヨーロッパへ販売しています。
- 中国: 昆山兼房高科技刀具有限公司が、主に当社より原材料・半製品の供給を受けて生産し、中国、当社及び当社の関係会社へ販売しています。
- ブラジル: カネフサ ド ブラジル LTDA.が、南米へ販売並びに再研磨サービスを行っています。
- ベトナム: カネフサベトナム マニュファクチャリングCO.,LTD.は、当社より原材料・半製品の供給を受けて生産し、当社へ販売しています。カネフサベトナム CO.,LTD.はベトナム国内へ販売並びに再研磨サービスを行っています。
- その他: 大口サービス㈱は、損害保険代理店業務などを行っています。カネフサインディア Pvt.Ltd.はインド国内へ販売並びに再研磨サービスを行っています。カネフサメキシコ S.A. DE C.V.はメキシコ国内へ販売並びに再研磨サービスを行っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 工業用機械刃物の製造・販売における広範な地理的展開と、各地域での再研磨サービスの提供。
今後の展開・方針
テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は記載されていません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、長期的に成長が期待できる製品分野及び新製品開発分野に重点を置き、合理化、更新、増産及び品質向上のための投資を継続的に行っています。各年度において、日本、インドネシア、中国、ベトナムなどでの機械及び装置、建物及び構築物への投資を中心に、設備の増強と効率化を図っています。特に近年では、ベトナム生産子会社の増産設備や本社工場の設備更新が顕著です。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (21億7千1百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国での機械及び装置への設備投資 - 2016-03-31 (30億3百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国での建物及び構築物、機械及び装置への設備投資 - 2017-03-31 (12億5千4百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国での建物及び構築物、機械及び装置への設備投資 - 2018-03-31 (13億1百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国での建物及び構築物、機械及び装置への設備投資 - 2019-03-31 (28億1百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国、ベトナム工場用借地権への設備投資 - 2020-03-31 (29億1千6百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 日本、インドネシア、中国、ベトナムでの建物及び構築物、機械及び装置への設備投資 - 2021-03-31 (4億5千3百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 建物及び構築物、機械及び装置への設備投資 - 2022-03-31 (8億6千5百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 機械及び装置への設備投資 - 2023-03-31 (29億1千6百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 本社工場の切削加工装置、研削盤、ベトナム生産子会社の焼入設備一式への設備投資 - 2024-03-31 (26億5千6百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 本社工場の物流センター建設、切削加工装置、研削盤、ベトナム生産子会社の増産設備一式への設備投資 - 2025-03-31 (24億1千2百万円)
目的: 合理化、更新、増産及び品質向上
詳細: 福岡営業所の建替え、ベトナム生産子会社の工場拡張、研削盤、切削加工装置、増産設備一式への設備投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。