[7345] アイ・パートナーズフィナンシャル の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、金融商品仲介業を基軸としたIFAによる金融サービスの提供事業を展開しており、顧客に資産運用のアドバイスを行うIFAと業務委任契約を結び、独立・中立の立場から顧客に寄り添った金融サービスを提供しています。

事業セグメント

  • 金融商品仲介サービス: 資産の運用・保全・形成のための金融商品仲介業務を行い、証券会社と業務委託契約を締結し、IFAを通じて顧客に金融商品・サービスの提案を行います。また、IFAビジネスプラットフォームを提供し、IFAの知名度向上やサポート力の向上を図っています。
  • その他金融サービス: 保険募集業務を通じてライフサイクルへの総合コンサルティングを提供し、保険代理店を営んでいます。また、複数の専門家のハブ機能としてのマッチングサービスを提供し、顧客の多様なニーズに対応しています。

事業の特徴・強み

  • IFAは特定の金融機関に属さず、独立した立場で顧客に金融商品・サービスの提案を行うため、顧客との利益相反が生じず、長期的な信頼関係を構築することが可能です。
  • 当社はIFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念できる環境を提供し、IFAの成功をサポートしています。

今後の展開・方針

今後も顧客の多様なニーズに対応するため、マッチングラインナップの拡充を続け、IFAビジネスの拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に役社員及びIFAが使用するPCの購入を中心に設備更新を行ってきました。また、2022年度にはIFAオフィスの新規開設及び既存オフィスの増床による販売能力増強を図りました。全体として、当社の設備投資はIFAによる金融サービス提供事業の効率化と拡張を目的としています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2021-03-31 (33,366千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電話交換設備及びサーバーのリース資産の取得、役社員及びIFAが使用するPCの購入
  • 2022-03-31 (22,235千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: IFAオフィスの新規開設及び既存オフィスの増床による工事、役社員及びIFAが使用するPCの購入、本店及びIFAオフィスの電話設備工事
  • 2023-03-31 (39,047千円)
    目的: 設備更新
    詳細: IP電話設備機器、役社員及びIFAが使用するPCの購入、本店電話LAN工事、通話録音システム
  • 2024-03-31 (5,146千円)
    目的: 設備更新
    詳細: 役社員及びIFAが使用するPCの購入
  • 2025-03-31 (5,410千円)
    目的: 設備更新
    詳細: IFA及び役社員が使用するPCの購入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ