過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社は、設計開発アウトソーシング事業、美容・健康食品製造販売事業及び不動産賃貸業を手掛けています。
事業セグメント
- 設計開発アウトソーシング事業: ハイエンド3次元CADをツールとした機械・機械部品の設計開発及びソフトウエア開発を行い、派遣業務と請負業務(受託型・常駐型)に区分されます。その他、3D-CAD教育業務、3Dプリント業務、解析業務を行っています。
- 美容・健康商品製造販売事業: H&F熊本工場において、飲料用水素水「浸みわたる水素水」の製造及び一般消費者向け通販事業並びに、OEMによる飲料の受託製造を行っています。
- 不動産賃貸事業: 当社が所有する賃貸ビル(三鷹市1フロア)を顧客企業に賃貸しています。
事業の特徴・強み
- 設計開発アウトソーシング事業では、国内の自動車メーカー及びその部品メーカー、家電メーカー、精密機器メーカーなど多岐にわたる取引先を持ち、3D-CAD教育業務では大学等に講師を派遣し、3Dプリント試作業務では個人顧客向けの販売も行っています。
今後の展開・方針
自社独自のデジタル技術開発へ経営資源を集中させるため、2024年3月に3Dプリント事業を廃止しました。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社は主に生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきました。特に、3Dプリント関連の設備投資や水素水製造設備の取得に注力しており、2019年には本社ビルの取得も行っています。2020年と2021年には特筆すべき設備投資はありませんでしたが、2022年には効率化を目的としたパソコンやソフトウェアへの投資を行いました。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-09-30 (3億73百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 設計及び解析用ソフトウエアへの投資(33百万円)、水素水製造工場及び設備の取得(3億5百万円) - 2015-09-30 (3億23百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 3Dプリント海老名事業所の製造設備(261百万円)、水素水製造工場及び設備の取得(8百万円) - 2016-09-30 (4億51百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 本社移転及び不動産賃貸事業使用予定不動産取得(1億50百万円)、3Dプリント事業所用地取得(83百万円)、3Dプリンタ取得(1億22百万円)、水素水製造工場及び設備の取得(9百万円) - 2017-09-30 (6億14百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 3Dプリント事業所建設費用(2億29百万円)、3Dプリンタ取得(2億94百万円)、水素水製造設備の取得(11百万円) - 2019-09-30 (1,988百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社ビルの取得(1,575百万円)、3Dプリント造形機械装置の取得(333百万円) - 2022-09-30 (63百万)
目的: 効率化
詳細: パソコン・ワークステーション及びソフトウェア等
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。