[6096] レアジョブ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、連結子会社7社と関連会社1社で構成され、「Chances for everyone, everywhere.」をグループビジョンに掲げ、国境や言語の壁を越えて人々が活躍できる世の中の創造を目指しています。リスキリング事業と子ども・子育て支援事業の2つを展開しています。

事業セグメント

  • リスキリング事業: 「レアジョブ英会話」やAIスピーキングテスト「PROGOS®」、資格取得支援サービスの「資格スクエア」などを中心に、リスキリングにつながる知識やスキルを身につけるオンラインサービスを提供。
  • 子ども・子育て支援事業: 全国の教育機関へのALT派遣事業や、課外でも利用できる児童生徒向けオンライン英会話「ボーダーリンク英会話」など、幼児から高校生(K12)を対象としたサービスを提供。

事業の特徴・強み

  • 英語学習をはじめとした人々の学びを支援し、既存事業の海外展開も視野に入れた幅広い学びの領域への事業拡大を目指している。

今後の展開・方針

時代の変化に対応するために新しい知識やスキルを学ぶ「リスキリング」を軸とし、既存事業の海外展開も視野に入れた事業拡大を目指しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、主にソフトウエアの開発を中心に効率化を図ることに重点を置いており、特にリスキリング事業や子ども・子育て支援事業などの新規事業にも投資を行っている。これにより、企業の生産性向上と新たな市場開拓を目指している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (56,773千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアに関連する支出
  • 2016-03-31 (202,743千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアに関連する支出、本社移転に伴う設備投資
  • 2017-03-31 (202,401千円)
    目的: 新規事業
    詳細: ソフトウエアに関連する支出、ENVIZION PHILIPPINES, INC.の新規設立に伴う設備投資
  • 2018-03-31 (171,761千円)
    目的: 新規事業
    詳細: レアジョブ本気塾 渋谷スタジオの開校に伴う有形固定資産の取得及びソフトウエアの開発
  • 2019-03-31 (285,309千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアの開発
  • 2020-03-31 (161,593千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアの開発
  • 2021-03-31 (318,956千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアの開発
  • 2022-03-31 (224,765千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアの開発
  • 2023-03-31 (246,504千円)
    目的: 効率化
    詳細: ソフトウエアの開発
  • 2024-03-31 (161,403千円)
    目的: 効率化
    詳細: リスキリング事業と子ども・子育て支援事業におけるソフトウエアと事業用資産への投資
  • 2025-03-31 (97,106千円)
    目的: 効率化
    詳細: リスキリング事業と子ども・子育て支援事業におけるソフトウエアと事業用資産への投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ