[6265] コンバム の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、真空機器及び関連製品の製造、国内外での販売を主な事業として取り組んでいます。

事業セグメント

  • 真空機器及び関連製品の製造及び販売: 真空発生器、真空吸着パッド、圧力センサ等の製造及び販売を行い、全ての製品の開発は当社が担当しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社の製品は、各種製造工場における各工程の自動化装置に使用される真空発生器(コンバム)、真空吸着パッド、圧力センサ等であり、これらの製品は圧縮空気を利用し真空を発生させる機器として高い技術力を有しています。

今後の展開・方針

今後も真空機器及び関連製品の開発と販売を強化し、国内外市場でのシェア拡大を目指します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、真空機器及び関連製品の開発と生産効率の向上、合理化を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、主に日本を中心に投資が行われ、建物、機械装置、工具備品、無形固定資産など多岐にわたる資産に対して投資が行われています。特に2021年度には大規模な投資が行われ、建物及び構築物への投資が顕著でした。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (235,224千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本225,923千円、韓国5,470千円、中国3,809千円、その他21千円。建物及び構築物110,480千円、機械装置及び運搬具42,031千円、その他(工具器具備品)78,362千円
  • 2015-12-31 (179,263千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本161,632千円、韓国9,668千円、中国7,276千円、その他686千円。建物及び構築物26,894千円、機械装置及び運搬具53,057千円、その他(工具、器具及び備品)34,868千円
  • 2016-12-31 (189,600千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本184,066千円、韓国4,995千円、その他537千円。建物及び構築物23,362千円、機械装置及び運搬具20,830千円、その他(工具、器具及び備品)70,619千円
  • 2017-12-31 (198,397千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本185,559千円、韓国9,685千円、中国86千円、その他3,065千円。建物及び構築物9,286千円、機械装置及び運搬具121,723千円、その他(工具、器具及び備品)44,221千円
  • 2018-12-31 (152,779千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本147,520千円、韓国2,192千円、中国959千円、その他2,108千円。建物及び構築物6,877千円、機械装置及び運搬具39,222千円、その他(工具、器具及び備品)106,679千円
  • 2019-12-31 (194,742千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本192,383千円、韓国1,995千円、その他362千円。建物及び構築物13,792千円、機械装置及び運搬具100,388千円、その他(工具、器具及び備品)42,531千円、無形固定資産(ソフトウェア)38,029千円
  • 2020-12-31 (149,244千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本145,239千円、韓国2,086千円、中国1,603千円、その他315千円。機械装置及び運搬具73,431千円、その他(建設仮勘定)51,586千円、その他(工具、器具及び備品)17,519千円
  • 2021-12-31 (599,752千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本594,289千円、韓国5,458千円、その他5千円。建物及び構築物384,733千円、機械装置及び運搬具111,560千円、その他(工具、器具及び備品)17,274千円、無形固定資産(ソフトウエア)86,184千円
  • 2022-12-31 (109,602千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本105,317千円、韓国3,850千円、その他434千円。機械装置及び運搬具52,790千円、その他(工具、器具及び備品)24,787千円、建設仮勘定15,986千円、無形固定資産(ソフトウエア)16,038千円
  • 2023-12-31 (100,053千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本98,550千円、韓国1,502千円。有形固定資産のほか、無形固定資産への投資を含めて記載
  • 2024-12-31 (169,389千円)
    目的: 生産効率の向上、合理化
    詳細: 日本167,347千円、韓国1,902千円。有形固定資産のほか、無形固定資産への投資を含めて記載

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ