過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、バイオ関連業界において、ラボ自動化や臨床検査用の装置、試薬、消耗品の開発および製造販売を行っており、OEM販売と自社販売を通じてワールドワイドに事業展開しています。
事業セグメント
- 装置: 核酸自動抽出装置を中心としたラボ向けの各種自動化装置及び遺伝子を利用した臨床診断分野向けの装置の販売。
- 試薬・消耗品: 核酸抽出及びPCR検査等に用いる試薬、反応容器などの専用プラスチック消耗品の販売。
- メンテナンス関連: メンテナンスやスペアパーツ販売。主要なOEM先は自社でメンテナンス対応、スペアパーツは当社から購入。
- 受託製造・受託検査: エヌピーエス株式会社による外部からの受託製造事業及び当社受託検査。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 業界大手のグローバル企業との提携によるOEM販売を中心に、日本国内及び欧米子会社を通じた自社販売も含めたワールドワイドな事業展開。
- 安定的な生産管理体制の確立・強化と製造コスト削減を目的とした製造委託先の活用。
今後の展開・方針
Precision System Science USA, Inc.とPrecision System Science Europe GmbHを通じた新たな販路の開拓、大学・研究機関への営業活動、展示会や学会への参加を通じた技術情報交流の強化。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、主に生産能力増強を目的として、製造設備や金型製作、建物設備への投資を継続的に実施してきました。特に2022年度には、大館試薬センター第二工場を中核とした遺伝子(核酸)抽出試薬カートリッジの量産体制確立のために大規模な設備投資を行いました。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-06-30 (204百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 本社建物設備、試薬製造設備取得及び消耗品製造用の金型製作 - 2016-06-30 (270百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 土地、建物設備、製造設備取得及び金型製作 - 2017-06-30 (270百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 土地、建物設備、製造設備取得及び金型製作 - 2018-06-30 (114百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 製造設備取得及び金型製作 - 2019-06-30 (96百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 製造設備取得及び金型製作 - 2020-06-30 (230百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 製造設備取得及び金型製作 - 2021-06-30 (1,666百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建物含む製造設備取得及び金型製作 - 2022-06-30 (2,249百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 大館試薬センター第二工場を中核とした遺伝子(核酸)抽出試薬カートリッジの量産体制確立のための設備投資 - 2023-06-30 (264百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 装置検証備品・金型製作のための設備投資 - 2024-06-30 (75百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 建物及び構築物、工具器具及び備品、ソフトウェア等
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。