過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、試験機事業、エンジニアリング事業及びその他の事業を営んでいます。
事業セグメント
- 試験機事業: ㈱東京衡機試験機において、試験・計測機器の製造・販売、海外の販売業務提携先製品の輸入販売及び受託試験を行い、関連会社の㈱ZR東京衡機サービスにおいて試験機の保守サービス・メンテナンスを行っています。
- エンジニアリング事業: ㈱東京衡機エンジニアリングにおいて、自社で生産施設を持たないファブレスメーカーとして、ゆるみ止めナット、ゆるみ止めスプリング、その他の締結部材の開発、設計及び販売並びに知的財産権の保有を行い、製造については外部に委託しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 試験機事業における試験・計測機器の製造・販売や、エンジニアリング事業におけるファブレスメーカーとしての開発・設計能力。
今後の展開・方針
2024年1月26日付で㈱東京衡機試験機サービスの株式の51%を㈱ツビックローエルに譲渡し、持分法適用関連会社とするなど、事業の再編を進めています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、設備投資は主に生産能力の増強と設備の更新に焦点を当てて行われてきました。特に、無錫三和塑料製品有限公司での射出成型設備の増設や、相模原工場での内装工事、照明及び電気設備工事などが目立ちます。また、近年では本社社屋の取得やオフィスの内装整備など、全社的な設備更新も進められています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-02-28 (35,632千円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱東京試験機で機械装置等の増設、無錫三和塑料製品有限公司で金型等の増設 - 2016-02-29 (76,199千円)
目的: 設備更新
詳細: ㈱東京衡機試験機で事務所用空調機の新設、㈱東京衡機で金型の増設、無錫三和塑料製品有限公司で射出成型設備の増設 - 2017-02-28 (108,312千円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱東京衡機試験機で相模原工場の内装工事と照明及び電気設備工事、㈱東京衡機でステンレスボトル完成品検査機とハイパーロードナット検査室の増設、無錫三和塑料製品有限公司で射出成型設備の増設 - 2018-02-28 (75,593千円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱東京衡機試験機で相模原工場の横型バランシングマシン、無錫三和塑料製品有限公司で射出成型設備の増設 - 2019-02-28 (187,159千円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱東京衡機試験機で相模原工場のサーバー(図面管理システム)、無錫三和塑料製品有限公司で工場建屋の新設および生産機械設備の増設 - 2020-02-29 (86,810千円)
目的: 設備更新
詳細: ㈱東京衡機試験機で生産管理システムおよび周辺機器の更新、㈱東京衡機エンジニアリングで締結具加工機械の更新、㈱東京衡機で会計システムおよび周辺機器の更新 - 2021-02-28 (28,874千円)
目的: 生産能力増強
詳細: ㈱東京衡機試験機でELA型サーボモーター疲労試験機拡販用設備、㈱東京衡機エンジニアリングで振動試験機の新設 - 2022-02-28 (169,703千円)
目的: 設備更新
詳細: ㈱東京衡機試験機で豊橋工場LED照明設備、提出会社で長岡工場の建物及び土地の売却、新本社社屋(土地、建物)の取得 - 2023-02-28 (3,458千円)
目的: 設備更新
詳細: ㈱東京衡機試験機サービスで検査設備、提出会社で東京サテライトオフィス内装設備等 - 2024-02-29 (25,927千円)
目的: 設備更新
詳細: ㈱東京衡機試験機で豊橋工場の事務所棟屋根外壁改修工事、提出会社で本社事務所の内装整備等
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。