過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、船舶港湾機器、油空圧機器、流体機器、防衛・通信機器の製造・販売及び修理を行い、さらに関連する物流やその他サービスを展開しています。
事業セグメント
- 船舶港湾機器事業: 舶用機器の製造・販売、修理及びサービス部品の販売を行い、舶用無線の通信料金の精算、設備の保守管理も含まれます。
- 油空圧機器事業: 油空圧機器の製造・販売及び修理を行い、油圧応用装置の製造・販売及び修理も含まれます。
- 流体機器事業: 流体計測機器及び消火設備機器の製造・販売及び修理を行っています。
- 防衛・通信機器事業: 防衛関連機器、海上交通システム関連機器、道路及びトンネル用計測・自動制御機器、センサー機器及び通信機器の製造・販売及び修理を行います。
- その他の事業: 印刷物等の検査機器の製造・販売、鉄道用測定機器の製造・販売及び検測業務の請負、舶用・油圧機器及び部品等の販売、情報処理業務、ソフトウエアの開発、ファクタリング業などを行っています。
事業の特徴・強み
- 多様な事業分野における製造・販売及び修理の一貫したサービス提供
- 関連会社との連携による広範な事業展開と専門性の高いサービス
今後の展開・方針
今後も各事業における製品及びサービスの拡充を図り、関連会社との協力を強化し、グローバルな市場での競争力を高めることを目指します。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまでの設備投資戦略は、生産能力の増強、製品開発、老朽化設備の更新を中心に行われてきました。特に、ベトナム生産子会社や佐野工場、那須工場などの拠点での生産設備の増設や更新が多く見られ、防衛・通信機器事業では自衛隊関連の製品開発への投資が継続的に行われています。近年では、宇宙棟や防衛管理棟の建設など、さらに大規模な設備投資が行われています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (1,219百万円)
目的: 生産能力増強、製品開発、設備更新
詳細: ベトナム生産子会社の新工場建設及び増産設備、防衛市場向け機器の試験装置の更新、船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新、流体機器事業の試験装置の製作、鉄道機器事業での製品開発用設備 - 2016-03-31 (1,935百万円)
目的: 生産能力増強、製品開発、設備更新
詳細: 流体機器事業の実流量試験設備の製作、ベトナム生産子会社の生産品目拡大のための生産設備や佐野工場の老朽設備の更新、防衛市場向け機器の試験装置や加工設備の更新、船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新 - 2017-03-31 (1,246百万円)
目的: 生産能力増強、製品開発、設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業の工場設備と検査設備の老朽化更新、流体機器事業の実流量試験設備の製作、田沼工場再構築のための生産設備や佐野工場の老朽設備の更新、防衛市場向け機器の試験装置や測定装置の更新 - 2018-03-31 (1,363百万円)
目的: 製品開発、設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新と製品開発、佐野工場の老朽設備の更新とコストダウン目的、流体機器事業の老朽化設備の更新、F-15主力戦闘機用レーダー警戒装置等の製品開発と老朽化設備の更新 - 2019-03-31 (1,102百万円)
目的: 製品開発、設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新、佐野工場の老朽設備の更新と精密加工室の新設工事、流体機器事業の金型の老朽更新や新規導入、海上自衛隊哨戒ヘリコプター関連機器の製品開発 - 2020-03-31 (993百万円)
目的: 設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新、佐野工場の工場設備及び生産設備の老朽化更新、流体機器事業の老朽化設備の更新、自衛隊航空機・艦艇等への搭載機器の製品開発 - 2021-03-31 (1,145百万円)
目的: 設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業の工場設備の老朽化更新、佐野工場の工場設備の老朽化更新、流体機器事業の金型製作、自衛隊艦艇等関連機器の製品開発とクリーンルーム設置工事 - 2022-03-31 (815百万円)
目的: 生産能力増強、設備更新
詳細: 矢板工場の増産設備や建設改修工事、船舶港湾機器事業の増産設備や建設改修工事、佐野工場の工場設備及び生産設備の老朽化更新、流体機器事業の金型製作、防衛・通信機器事業の増産用設備 - 2023-03-31 (1,049百万円)
目的: 生産能力増強、設備更新
詳細: 船舶港湾機器事業のジャイロ生産設備の増設、佐野工場の工場設備や加工機械の老朽化更新、流体機器事業の金型製作と電波測定システムの老朽化更新、那須工場の工場設備の老朽化更新 - 2024-03-31 (2,487百万円)
目的: 生産能力増強、設備更新
詳細: 宇宙棟の建設、船舶港湾機器事業のジャイロ生産設備の増設、小型油圧駆動式圧縮装置の製作、流体機器事業の画像寸法測定器の導入、防衛・通信機器事業の宇宙棟の建設 - 2025-03-31 (4,022百万円)
目的: 生産能力増強、設備更新
詳細: 那須工場での防衛管理棟の建設、船舶港湾機器事業のジャイロコンパス生産設備の増設、油空圧機器事業の加工機械や工場設備の老朽化更新、流体機器事業の製品開発用金型製作、防衛・通信機器事業の防衛管理棟の建設
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。