[6336] 石井表記 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社石井表記及び連結子会社6社(孫会社1社を含む)で構成され、電子機器部品製造装置、ディスプレイ及び電子部品、その他の3部門にわたって、製品の開発、生産、販売、サービスを展開しています。

事業セグメント

  • 電子機器部品製造装置: プリント基板製造装置(研磨機・ジェットスクラブ機・超音波洗浄機・水洗乾燥機・現像エッチング剥離機・銅メッキライン)、セラミックジェットスクラブ機、板金用の研磨機、インクジェットコーターを提供。連結子会社としてISHII HYOKI(SUZHOU)CO.,LTD.、株式会社CAPが関与。
  • ディスプレイ及び電子部品: メンブレンスイッチパネル、イクセルスイッチパネル、プリント基板、プリント基板実装、シルク印刷、精密板金、ネームプレート、樹脂ケース、車載部品向け印刷を提供。連結子会社としてJPN,INC.、上海賽路客電子有限公司、上海賽路客供応鏈科技有限公司が関与。
  • その他: その他の事業を展開。連結子会社として株式会社トリアスが関与。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、製品の開発から生産、販売、サービスに至る幅広い事業活動を展開しており、各部門における専門性と多様な製品ラインアップが強みです。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、2015年から2025年にかけて、主に生産設備の更新と生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、電子機器部品製造装置事業とディスプレイおよび電子部品事業における投資が目立ち、上海賽路客電子有限公司やJPN,INC.を含む海外拠点でも積極的な投資を行っています。また、社内基幹システムの更新や太陽光発電装置の導入など、効率化や環境対応にも取り組んでいます。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-01-31 (56百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で14百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で18百万円、JPN,INC.で22百万円の投資
  • 2016-01-31 (2億89百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で22百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で1億20百万円、JPN,INC.で82百万円、上海賽路客電子有限公司で64百万円の投資
  • 2017-01-31 (4億25百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で26百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で1億92百万円、JPN,INC.で1億円、上海賽路客電子有限公司で1億6百万円の投資
  • 2018-01-31 (6億44百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で1億16百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で1億5百万円、JPN,INC.で79百万円、上海賽路客電子有限公司で3億42百万円の投資
  • 2019-01-31 (5億76百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で14百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で1億9百万円、JPN,INC.で89百万円、上海賽路客電子有限公司で1億38百万円、社内基幹システムの更新に2億25百万円の投資
  • 2020-01-31 (598百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で36百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で160百万円、JPN,INC.で90百万円、上海賽路客電子有限公司で102百万円、社内基幹システムの更新に207百万円の投資
  • 2021-01-31 (342百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で25百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で4百万円、JPN,INC.で101百万円、上海賽路客電子有限公司で140百万円、社内基幹システムの更新に70百万円の投資
  • 2022-01-31 (468百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で60百万円、ディスプレイおよび電子部品事業で41百万円、JPN,INC.で71百万円、上海賽路客電子有限公司で235百万円、太陽光発電装置と社内基幹システムの更新に59百万円の投資
  • 2023-01-31 (852百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で28百万円、ディスプレイ及び電子部品事業で105百万円、JPN,INC.で133百万円、上海賽路客電子有限公司で518百万円、太陽光発電装置と社内基幹システムの更新に66百万円の投資
  • 2024-01-31 (502百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で35百万円、ディスプレイ及び電子部品事業で146百万円、JPN,INC.で160百万円、上海賽路客電子有限公司で92百万円、太陽光発電装置と社内基幹システムの更新に68百万円の投資
  • 2025-01-31 (446百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 電子機器部品製造装置事業で31百万円、ディスプレイ及び電子部品事業で188百万円、JPN,INC.で66百万円、上海賽路客電子有限公司で149百万円、社内基幹システムの更新に10百万円の投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ