過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、介護用品・福祉用具の製造・販売、介護サービスおよびインターネットを介した介護用品・福祉用具の販売を主たる事業として取り組んでいます。
事業セグメント
- 介護用品・福祉用具製造販売事業: シルバーカー、歩行車および杖など歩行補助を目的とした福祉用具の製造・販売を行っています。製品は主に東莞幸和家庭日用品有限公司で製造され、国内外の委託工場からも仕入れを行っています。
- 介護サービス事業: 株式会社幸和ライフゼーションが介護保険法に基づいた福祉用具貸与(レンタル)事業を行っており、要介護者等の心身の状況に応じて介護用品・福祉用具の貸与を行っています。
- EC事業: 株式会社ネクストケア・イノベーションがインターネットを介して、車いす、シルバーカー、歩行車等の介護用品・福祉用具の通信販売を行っています。
事業の特徴・強み
- 当社は1970年からシルバーカーの製造・販売を開始し、外出用や買い物用など用途に合わせた多様な製品を展開しています。
- 歩行車市場には2007年より参入し、軽量・コンパクトな製品をシリーズ化し、レンタル市場の伸長と連動して主力商品としています。
- 自社ブランド「TacaoF(テイコブ)」や「GENTIL MARRONE(ジェンティルマローネ)」を展開し、豊富な製品ラインナップを提供しています。
今後の展開・方針
歩行車の新製品をシリーズ化し、レンタル市場の伸長と連動する形でシルバーカーに代わる主力商品としての地位を確立することを目指しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社は新製品開発と生産能力の増強を中心に設備投資を行ってきました。特に、新基幹システムの導入や新製品の金型取得を通じて、事業規模の拡大と新規事業参入を図っています。また、近年では生産管理システムの構築やサーバーリプレイスを通じた設備更新にも注力しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2018-02-28 (41,329千円)
目的: 新製品開発
詳細: 新基幹システムの導入および新製品開発に係る金型の新規取得 - 2019-02-28 (80,938千円)
目的: 新製品開発
詳細: 新基幹システムの導入および新製品開発に係る金型の新規取得 - 2020-02-29 (156,775千円)
目的: 事業規模拡大
詳細: 本社隣接地および東莞幸和家庭日用品有限公司における新製品の金型取得 - 2020-02-29 (6,812千円)
目的: 新規事業
詳細: 車両運搬具の取得および株式会社幸和ライフゼーションの取得 - 2021-02-28 (74,866千円)
目的: 新製品開発
詳細: 本社および東莞幸和家庭日用品有限公司における新製品の金型取得 - 2022-02-28 (163,801千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 本社における新製品の金型取得、社屋の改修および東莞幸和家庭日用品有限公司における生産管理システムの構築 - 2023-02-28 (55,429千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 東莞幸和家庭日用品有限公司における生産管理システムの構築および新製品の金型取得 - 2024-02-29 (51,917千円)
目的: 設備更新
詳細: サーバーリプレイス、インボイス対応ソフトウェアおよび東莞幸和家庭日用品有限公司における新製品の金型取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。