[7859] アルメディオ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、電子部品用副資材、耐火材料、長期保存用光ドライブ及び光ディスク、産業用及びAV機器用光ドライブ、ナノマテリアルの研究開発・製造・販売を行っています。

事業セグメント

  • 断熱材事業: 電子部品用副資材、耐火材料及び関連製品の開発・製造・販売を行っています。
  • アーカイブ事業: 長期保存用光ドライブと長期保存用光ディスクの販売を行っています。
  • ストレージソリューション: 産業用及びAV機器用光ドライブの開発・製造・販売を行っています。
  • ナノマテリアル事業: ナノマテリアルの研究開発・製造及び販売、資源・材料販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における開発・製造・販売の一貫した事業展開。

今後の展開・方針

2024年6月末日をもって光学ドライブ生産及び関連サービスを終了しました。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司を中心に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行っており、近年ではナノマテリアル事業や新工場の建設など、事業拡大と効率化を図るための投資が増加している。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (34百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強、アーカイブ事業サービス拡充
  • 2016-03-31 (66百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: アーカイブ事業台北支店の設立、阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強
  • 2017-03-31 (647百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強、新本社ビルの取得及び改修
  • 2018-03-31 (1億17百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強
  • 2019-03-31 (133百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強
  • 2020-03-31 (67百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強、ナノマテリアル事業の研究開発機能及び生産能力の増強
  • 2021-03-31 (135,857千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産能力の増強、ナノマテリアル事業の有形固定資産取得
  • 2022-03-31 (339,419千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産工程の自動化と生産能力の増強、福島双葉工場の建設
  • 2023-03-31 (995,591千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司の生産工程の自動化と生産能力の増強、福島双葉工場の建設
  • 2024-03-31 (1,068,912千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 太陽光発電パネル製造向け拡散炉用ヒーターモジュールの生産能力の増強、阿爾美(蘇州)科技有限公司の工場建屋の取得
  • 2025-03-31 (707,526千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 阿爾賽(蘇州)無機材料有限公司及び阿爾美(蘇州)科技有限公司でのSiO設備等及び設備設置に関連した建物の改修

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ