[7943] ニチハ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、外装材事業を中心に、繊維板事業、工事事業、FP事業、その他事業を展開しており、国内外で製品の製造販売を行っています。

事業セグメント

  • 外装材事業: 国内では窯業系外装材を製造販売し、子会社が製造する外装材を仕入れて販売。海外では米国、カナダ、中国で製造販売を行っています。
  • 繊維板事業: 子会社ニチハマテックス(株)が繊維板を製造し、当社が仕入れて販売しています。
  • 工事事業: 子会社外装テックアメニティ(株)が当社製品を使用した外装工事を行っています。
  • FP事業: 子会社(株)FPコーポレーションがウレタン断熱パネルの製造販売、注文住宅販売及び住宅リフォームを行っています。
  • その他事業: 子会社ニチハエンジニアリング(株)が製造事業に関連する営繕・清掃・産廃業務等を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 国内外における幅広い製造販売ネットワークと、各地域に特化した製品展開が強みです。

今後の展開・方針

事業の拡大と効率化を図り、海外市場でのシェア拡大を目指しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、製品競争力向上を目的に、外装材事業を中心とした生産設備の増強・更新、合理化、環境保全を進めてきました。2015年から2025年にかけて、外装材事業における設備投資は継続的に行われ、特にNichiha USA, Inc.やニチハマテックス株式会社での設備増強が目立ちます。資金は自己資金と長期借入金を活用し、効率的な設備運用を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (40億98百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等18億43百万円を実施。Nichiha USA, Inc.で加工設備の増強を中心に7億91百万円の投資を行い、外装材事業全体で37億26百万円の設備投資を実施。
  • 2016-03-31 (37億38百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等21億93百万円を実施。ニチハマテックス株式会社で生産設備の増強を中心に3億56百万円の投資を行い、外装材事業全体で34億2百万円の設備投資を実施。
  • 2017-03-31 (67億41百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等21億71百万円を実施。ニチハマテックス株式会社で生産設備の増強を中心に31億91百万円の投資を行い、外装材事業全体で65億55百万円の設備投資を実施。
  • 2018-03-31 (28億93百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等9億78百万円を実施。Nichiha USA, Inc.で加工設備の増強を中心に5億57百万円の投資を行い、外装材事業全体で27億64百万円の設備投資を実施。
  • 2019-03-31 (3,765百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等1,358百万円を実施。チューオーで外装用付属部材生産設備の新設を中心に518百万円の投資を行い、外装材事業全体で3,375百万円の設備投資を実施。
  • 2020-03-31 (10,541百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等1,811百万円を実施。Nichiha USA, Inc.で窯業系外装材生産設備の新設を中心に6,608百万円の投資を行い、外装材事業全体で10,096百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において繊維板生産設備の更新、合理化投資等203百万円の設備投資を行い、その他全体で414百万円の設備投資を実施。
  • 2021-03-31 (11,451百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等1,565百万円を実施。Nichiha USA, Inc.で窯業系外装材生産設備の新設を中心に7,666百万円の投資を行い、外装材事業全体で10,712百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において既存設備の更新、合理化投資等492百万円の設備投資を行い、その他全体で683百万円の設備投資を実施。
  • 2022-03-31 (9,575百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、更新、合理化投資等3,820百万円を実施。Nichiha USA, Inc.で窯業系外装材生産設備の新設を中心に4,229百万円の投資を行い、外装材事業全体で9,384百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において既存設備の更新、合理化投資等124百万円の設備投資を行い、その他全体で190百万円の設備投資を実施。
  • 2023-03-31 (9,205百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、名古屋工場を主とした窯業系外装材生産設備増強等5,092百万円の設備投資を実施。Nichiha USA, Inc.で窯業系外装材生産設備の新設を中心に2,627百万円の投資を行い、外装材事業全体で8,831百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において既存設備の更新、合理化投資等136百万円の設備投資を行い、その他全体で190百万円の設備投資を実施。
  • 2024-03-31 (4,528百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、名古屋工場を主とした窯業系外装材生産設備増強等2,351百万円の設備投資を実施。ニチハマテックス(株)で既存設備の更新、合理化投資等を中心に857百万円の設備投資を行い、Nichiha USA, Inc.で既存設備の更新、合理化投資等を中心に501百万円の投資を行い、外装材事業全体で4,282百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において既存設備の更新、合理化投資等148百万円の設備投資を行い、その他全体で216百万円の設備投資を実施。
  • 2025-03-31 (4,371百万円)
    目的: 生産能力増強, 設備更新, 合理化, 環境対応
    詳細: 外装材事業において、名古屋工場を主とした窯業系外装材生産設備増強等2,081百万円の設備投資を実施。ニチハマテックス(株)で既存設備の更新、合理化投資等を中心に741百万円の設備投資を行い、Nichiha USA, Inc.で既存設備の更新、合理化投資等を中心に635百万円の投資を行い、外装材事業全体で4,193百万円の設備投資を実施。その他の事業でニチハマテックス(株)において既存設備の更新、合理化投資等40百万円の設備投資を行い、その他全体で98百万円の設備投資を実施。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ