[6518] 三相電機 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、三相電機株式会社と子会社4社で構成され、モータ、ポンプおよびモータ応用製品、部品の製造・販売を主に行い、保守、研究開発およびその他のサービス等の事業活動を展開しています。

事業セグメント

  • モータ・ポンプ: 当社が製造・販売しており、岡山三相電機株式会社は大部分を当社製品の組立加工および部品加工を行っています。上海三相電機有限公司は部品・生産設備等の一部を当社より仕入れ、モータ・ポンプの製造・販売を行っています。
  • 部品加工: サンソー精工株式会社は当社製品に使用される部品の機械加工を行い、大部分を当社へ販売しています。新宮三相電機株式会社はモータ・ポンプに使用される部品のプレス加工および切削加工を行っています。

事業の特徴・強み

  • 当社グループは、製造から販売までの一貫した事業活動を展開しており、国内外の顧客に製品を提供しています。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、高付加価値型企業を目指した製品作りに重点を置き、設備の更新や合理化を進めてきました。特に部品加工の機械設備の更新や新規金型の製作に多くの投資を行い、近年では新工場の着工を含む新規事業にも着手しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (7億90百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に2億31百万円、新規金型の製作に1億60百万円、その他試験検査装置等
  • 2016-03-31 (8億81百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に3億69百万円、新規金型の製作に83百万円、その他試験検査装置等
  • 2017-03-31 (9億72百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に3億61百万円、新規金型の製作に81百万円、その他試験検査装置等
  • 2018-03-31 (10億94百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に2億79百万円、新規金型の製作に1億29百万円、その他試験検査装置等
  • 2019-03-31 (1,459百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 工場の新設に365百万円、部品加工の機械設備の更新に383百万円、新規金型の製作に156百万円、その他試験検査装置等
  • 2020-03-31 (830百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に233百万円、新規金型の製作に129百万円、その他試験検査装置等
  • 2021-03-31 (699百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に182百万円、新規金型の製作に174百万円、その他試験検査装置等
  • 2022-03-31 (598百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に274百万円、新規金型の製作に94百万円、その他試験検査装置等
  • 2023-03-31 (1,005百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に261百万円、新規金型の製作に194百万円、その他試験検査装置等
  • 2024-03-31 (855百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 部品加工の機械設備の更新に258百万円、新規金型の製作に170百万円、その他試験検査装置等
  • 2025-03-31 (2,005百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新工場の着工に1,292百万円、部品加工の機械設備の更新に149百万円、新規金型の製作に175百万円、その他試験検査装置等

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ