過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ロジック半導体市場において「ソリューションSoC」という独自のビジネスモデルを基に、顧客にカスタムSoCを開発・提供するファブレス半導体ベンダーです。顧客と協働し、最新技術を活用して新しい価値を提供し、豊かな社会の実現を目指しています。
事業セグメント
- ソリューションSoC: 顧客とともに仕様の策定や論理設計を行い、先端テクノロジーを組み合わせて顧客に最適なSoCを提供するビジネスモデル。従来型ASICやカスタマイズされたASICとは異なり、顧客のニーズに応じた柔軟な設計が可能です。
- オートモーティブ: AD(自動運転)/ADAS(先進運転支援システム)や車載センシング等の分野に注力。
- データセンター/ネットワーク: データセンターやAIアクセラレータ等の分野に注力。
- スマートデバイス: アクションカメラやネットワークカメラ等の分野に注力。
- 産業機器: FA(Factory Automation)機器や計測機等の分野で先端技術を活用し、需要が拡大。
- IoT&レーダーセンシング: 電波式測距センサー等の分野で事業を展開。
事業の特徴・強み
- ソフトウエアからサブシステムまでを含めたカスタムSoCの設計開発能力を有し、顧客と共同して技術的課題を解決できるエンジニアリソース群を保有。量産/品質保証/SCMまでトータルにサポートできる総合力を持つ。
今後の展開・方針
先端技術や種々の技術の組み合わせとその実証に積極的に投資し、事業部ごとの壁を取り除き、開発機能ごとに集約するフラットな研究開発体制へ移行。グローバルリーディンググループを設け、開発基盤構築に取り組む。先行開発投資や開発力の強化を進め、持続的な成長を目指す。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社は主にオートモーティブやスマートデバイス、データセンター/ネットワーク向けの先端テクノロジー製品の開発を目的とした設備投資を行ってきました。これには、SoCの製造に必要なレチクルやテストボードの取得、研究開発環境の増強を目的としたサーバーやストレージの取得が含まれます。これらの投資は、新規事業の開発と研究開発環境の強化を目的としています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2023-03-31 (20,429百万円)
目的: 新規事業
詳細: 個々のSoCの製造に用いるレチクル、テストボードの取得、オートモーティブやスマートデバイス向け等の先端テクノロジ製品を開発するためのIP等の取得、研究開発環境の増強としてサーバ及びストレージ等の取得 - 2024-03-31 (24,438百万円)
目的: 新規事業
詳細: オートモーティブやスマートデバイス向け等の先端テクノロジー製品を開発するためのIP等の取得、個々のSoCの製造に用いるレチクルやテストボードの取得、研究開発環境の増強としてサーバーやストレージ等の取得 - 2025-03-31 (16,659百万円)
目的: 新規事業
詳細: オートモーティブやデータセンター/ネットワーク向け等の先端テクノロジー製品を開発するためのIP等の取得、個々のSoCの製造に用いるレチクルやテストボードの取得、研究開発環境の増強としてサーバーやストレージ等の取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


