[6557] AIAIグループ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、持株会社である当社と子会社2社で構成され、直営保育施設及び多機能型事業所の運営を中心としたチャイルドケア事業を営んでいます。また、グループ会社の管理及び経営指導業務も行っています。

事業セグメント

  • チャイルドケア事業: 当社グループは、保育理念に基づき、未来を担う子どもたちの育成に努めています。東京23区、千葉県、大阪市内などで認可保育園等を中心とする保育施設と多機能型事業所を運営しています。
  • その他: グループ会社の管理及び経営指導業務を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 認可保育園及び小規模保育施設では、国及び自治体からの給付を受けて運営し、施設型給付や地域型保育給付を受けています。多機能型事業所では、障害児通所支援及び障害福祉サービス事業を一体的に行い、発達に関する専門家が個別にサービスを提供しています。

今後の展開・方針

将来的には、児童の発達支援において多様化するニーズに応えるため、専門家による個別サービスの提供を強化し、利用者の所得水準に応じたサービス報酬の利用者負担を考慮した運営を行っていきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

少子高齢化社会に対応し、認可保育園の新規開設を中心に設備投資を継続。保育事業を主軸に、介護事業やICT事業にも投資を行い、保育園運営管理システムの機能追加や介護施設の設備投資を実施。近年ではセールアンドリースバック取引を活用した財務体制強化も行っている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-12-31 (2,026,847千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 保育事業を中心に、新規保育施設の設備投資を実施。介護事業では新規介護施設の設備投資、ICT事業では保育園運営管理システムの新規機能追加を行った。
  • 2020-12-31 (2,155,729千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 保育事業を中心に、新規保育施設の設備投資を実施。介護事業では既存介護施設の設備投資、ICT事業では保育園運営管理システムの新規機能追加を行った。
  • 2022-03-31 (2,031,282千円)
    目的: 新規事業
    詳細: チャイルドケア事業を中心に、新規保育施設の設備投資を実施。ライフケア事業では既存介護施設の設備投資、テック事業では保育園運営管理システムの新規機能追加を行った。
  • 2023-03-31 (1,035,348千円)
    目的: 新規事業
    詳細: チャイルドケア事業を中心に、新規保育施設の設備投資を実施。ライフケア事業では介護施設のセールアンドリースバック取引を活用した売却譲渡を行い、テック事業では保育園運営管理システムの新規機能追加を行った。
  • 2024-03-31 (593,805千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 認可保育所および多機能型事業所の新設を中心に設備投資を実施。
  • 2025-03-31 (351,007千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 認可保育所および多機能型事業所の新設を中心に設備投資を実施。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ