過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、インターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GENIEE SSP」を主軸に、広告プラットフォーム事業やマーケティングSaaS事業を展開し、技術開発力と事業推進力を活かして成長を続けています。
事業セグメント
- 広告プラットフォーム事業: WEBサイトやスマートフォンアプリ上で、閲覧者に合った広告を瞬時に選択し表示させる技術を提供。主なサービスには「GENIEE SSP」と「GENIEE DSP」があり、デジタルOOH領域にも取り組んでいます。
- デジタルPR事業: ソーシャルワイヤー株式会社を中心に、プレスリリース配信代行サービス「@Press」、SNSインフルエンサーによる商品PRサービス「Find Model」、メディア記事の精査・報告を行う「@クリッピング」、反社会的勢力関係の確認を支援する「RISK EYES」などを展開。
- マーケティングSaaS事業: 企業のマーケティング活動を支援するBtoB向けSaaSプロダクトを提供。CRM/SFAシステム「GENIEE SFA/CRM」、チャット接客ツール「GENIEE CHAT」、サイト内検索サービス「GENIEE SEARCH」、広告効果測定ツール「GENIEE ANALYTICS」などを展開。
- 海外事業: 「GENIEE SSP」と「GENIEE DSP」を中心に、Zelto, Inc.の完全子会社化を通じて、海外でのサービス連携・機能拡充を図り、グローバルな運営体制を強化。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 技術開発力と事業推進力の相乗効果により、売上収益の拡大を実現。テクノロジーの進化や顧客ニーズに対応するため、内製化で迅速な対応を可能にし、最先端の技術開発力を強みに広告配信プラットフォームを提供。
- エンジニアと営業・サポート担当の連携による事業拡大。国内外の通信キャリアや有力企業との資本業務提携を通じたOEM提供やデータ連携。
今後の展開・方針
事業領域とサービス提供地域の拡大を図り、成長を続ける。2026年3月期第1四半期より、現行の「広告プラットフォーム事業」と「海外事業」を統合し、新たに「広告プラットフォーム事業」として報告予定。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、主に自社開発によるソフトウェア等への投資を通じた無形資産の取得を中心に設備投資を行ってきた。特に、2019年度には本社移転工事を含む有形固定資産の取得も行い、全体的な設備更新を図っている。これにより、企業の技術基盤の強化と効率化を推進している。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2018-03-31 (443,423千円)
目的: 設備更新
詳細: 有形固定資産の取得172,102千円、自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形固定資産の取得271,320千円 - 2019-03-31 (645,944千円)
目的: 設備更新
詳細: 本社移転工事による有形固定資産の取得330,004千円、自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形固定資産の取得163,814千円 - 2020-03-31 (370,740千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形固定資産の取得341,331千円 - 2021-03-31 (595,713千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形固定資産の取得593,277千円 - 2022-03-31 (722,421千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形固定資産の取得675,726千円 - 2023-03-31 (759,296千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形資産の取得649,716千円 - 2024-03-31 (859,982千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形資産の取得823,001千円 - 2025-03-31 (1,328,527千円)
目的: 設備更新
詳細: 自社開発によるソフトウエア等に対する投資による無形資産の取得1,031,417千円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


