過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、水産物及びその加工製品の卸売事業を中心に、冷蔵倉庫事業、荷役事業、不動産賃貸業務を展開しています。
事業セグメント
- 水産物卸売事業: 中央魚類(株)は東京都中央卸売市場の豊洲市場で、柏魚市場(株)は柏市公設総合地方卸売市場で、船橋魚市(株)は船橋市地方卸売市場で水産物卸売事業を営んでいます。(株)ホウスイはエビ・イカ・カニ等冷凍魚を中心に水産物卸売事業を行い、(株)水産流通は水産物のリテールサポート事業を、(株)せんにちは練製品、惣菜等の製造販売を、中央フーズ(株)は鮮魚を中心に水産物卸売事業を行っています。
- 冷蔵倉庫事業: (株)ホウスイが首都圏で冷蔵倉庫事業を展開しています。
- 不動産賃貸事業: 中央魚類(株)・柏魚市場(株)及び(株)豊海が保有する不動産の一部を賃貸業務に供しています。
- 荷役事業: マルナカロジスティクス(株)が東京都中央卸売市場の豊洲市場で水産物の荷役事業を行っています。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 公設市場において独立した市場で営業活動を行い、グループ会社間で一部営業上の取引があること。
- 首都圏での冷蔵倉庫事業の展開と、不動産賃貸業務を通じた安定した収益基盤。
今後の展開・方針
オーシャンステージ(株)は2023年10月31日付で解散し、2024年6月5日付で清算結了する予定です。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、冷蔵倉庫事業を中心に生産能力の増強や設備更新を行い、近年では不動産賃貸事業や水産物卸売事業における新規事業の取得や効率化を図るための投資を行ってきました。特に、豊洲冷蔵庫や川島物流センターの建設、情報システムの開発などを通じて、事業の拡大と効率化を推進しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (335百万円)
目的: 設備更新
詳細: 冷蔵倉庫事業における改修費用 - 2016-03-31 (6,450百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 冷蔵倉庫事業における豊洲冷蔵庫建設費用 - 2017-03-31 (5,052百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 冷蔵倉庫事業における豊洲冷蔵庫建設費用 - 2018-03-31 (737百万円)
目的: 設備更新
詳細: 冷蔵倉庫事業における設備の改修ならびに水産物卸売事業における情報システム開発費用 - 2019-03-31 (10,687百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 冷蔵倉庫事業における川島物流センターの建設費用 - 2020-03-31 (1,124百万円)
目的: 新規事業
詳細: 水産物卸売事業における(株)せんにちによる川島工場(埼玉県比企郡川島町)の取得 - 2021-03-31 (1,482百万円)
目的: 新規事業
詳細: 不動産賃貸事業における中央魚類(株)によるイニシア築地レジデンス(東京都中央区)の取得 - 2022-03-31 (3,217百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 不動産賃貸事業における(株)豊海による豊海流通センター(東京都中央区)の竣工 - 2023-03-31 (1,980百万円)
目的: 効率化
詳細: 水産卸売事業における情報システム開発費用、冷蔵倉庫事業における機械装置の購入、不動産賃貸事業における借地権の更新料 - 2024-03-31 (1,597百万円)
目的: 効率化
詳細: 水産卸売事業における情報システム開発費用、冷蔵倉庫事業における機械装置の購入、不動産賃貸事業における借地権の更新料 - 2025-03-31 (2,156百万円)
目的: 効率化
詳細: 水産卸売事業における情報システム開発費用
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


