過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、自動車電装機器及びライフ・インダストリー機器に使用される小型モーターの製造・販売を主な事業とし、これに付帯する事業を営んでいます。
事業セグメント
- 自動車電装機器: [中型モーター] パワーウインドウ、パワーシート、パーキングブレーキ、ウインドウウォッシャーポンプ、バルブ、サンルーフ、シートベルトプリテンショナー、ステアリング位置調整、ドアクローザー、ランバーサポート、駆動系シフトバイワイヤー。 [小型モーター] ドアロック、ドアミラー、エアコンダンパー、ヘッドライト、グリルシャッター、操作系シフトバイワイヤー、ステアリングロック、ハプティクスデバイス、トランクオープナー、フューエルリッドオープナー、EV充電ケーブルロック、フラッシュドアハンドル。
- ライフ・インダストリー機器: [健康・医療機器] 歯ブラシ、血圧計、マッサージャー、人工呼吸器。 [家電機器・工具] 理美容関連:シェーバー、ヘアードライヤー、脱毛器、バリカン。 工具:インパクトレンチ、ドライバー、ドリル、丸のこ、小型芝刈機。 [精密・事務機器] インクジェットプリンター、複写機・複合機(MFP)、レーザープリンター、自動販売機、フォトプリンター。 [音響・映像機器] カーCDプレーヤー、カーナビゲーション、ヘッドアップディスプレイ。 [その他] AGV、AMR、移動体、協調ロボット、ロボット掃除機、コードレスクリーナー、電気錠、小型ポンプ、コーヒーメーカー、自動製氷機、芳香発生器、玩具、模型。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 小型モーターの生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメント構成(日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパ)で、グローバルな市場展開を行っています。
今後の展開・方針
地域別のセグメントを基にした生産・販売体制を強化し、グローバル市場での競争力を高めることを目指しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、及びモーター生産力増強と更新用設備への投資を行い、自己資金を活用して外部からの資金調達を行わずにこれらを実施しました。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (95億9千7百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 万宝至馬達(東莞)有限公司、マブチモーターベトナムリミテッド、マブチモーターメキシコエスエーデシーブイ等の建物建設費用、研究開発設備、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2015-12-31 (161億8千7百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターメキシコエスエーデシーブイ等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2016-12-31 (112億3千6百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 万宝至馬達(江蘇)有限公司、華淵電機工業股份有限公司等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2017-12-31 (128億4千4百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターポーランドエスペーゾー等の土地取得及び建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2018-12-31 (163億3千2百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターポーランドエスペーゾー等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2019-12-31 (17,915百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターメキシコエスエーデシーブイ等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2020-12-31 (7,736百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターダナンリミテッド等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2021-12-31 (9,622百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 東莞道ジャオ万宝至馬達有限公司及び万宝至精工部件(江門)有限公司等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2022-12-31 (10,614百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: マブチモーターポーランドエスペーゾー等の建物建設費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2023-12-31 (12,818百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 施設関連費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備 - 2024-12-31 (14,068百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 施設関連費用、研究開発設備、IT関連費用、その他モーター生産力増強及び更新用設備
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。