過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、電子回路基板の実装並びに加工組立製造・開発を国内外有力メーカー等から受託するEMS(Electronics Manufacturing Service)事業を主たる事業としており、「ものづくり力」を企業活力の源泉とする企業です。
事業セグメント
- 車載機器: 電動車向け電装系、起動・発電機器、エクステリア系、スピードメータ類、車内環境制御機器、セキュリティ機器等の車載用電子機器を供給。特にパワートレイン系や制御系、駆動系等の重要保安部品の生産には高い技術力が求められる。
- 産業機器: インバーター、半導体試験装置、サーバー、ストレージ、電源、医療機器等の電子機器を扱う。量産開始後、受注量の振幅が少なく、工場の安定操業で効果的な製品分野。
- OA機器: プリンター、複写機等の各種基板を製造し、ほとんどの業界大手メーカーと取引を有する。
- その他: コンシューマー製品、アミューズメント機器等の電子機器、部品事業等を含む。エアコン等の各種電子基板を製造し、ゲーム機用モジュール製品、音声・画像制御基板等を扱う。
事業の特徴・強み
- 高い技術力を要する分野に挑戦し、自動車、OA、産業機器業界等とともに成長することが可能。全社員が思想・考え方を共有し、全社的に課題解決に取り組む姿勢を持つ。
- 「心のこもった製品をおとどけします」を礎に、開発・部材調達から基板実装・完成品に至るまで、どの拠点も共通の価値観の下、同レベルのきめ細かなサービスを提供できる。
今後の展開・方針
EMS業界にとって成長分野である車載分野に注力し、技術力を活かして自動車、OA、産業機器業界等とともに成長することを目指す。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、当社は主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、EMS事業や海外工場の設立・増床に多額の投資を行い、近年では国内の生産設備の購入や更新にも注力しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2016-03-31 (30億8百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: EMS事業における機械装置等の生産用設備に21億15百万円、UMC Electronics Vietnam Limitedの工場増床工事に6億23百万円 - 2017-03-31 (42億64百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における機械装置等の生産用設備に29億34百万円、UMC Electronics Mexico,S.A.de C.V.の工場設立に10億81百万円 - 2018-03-31 (58億35百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における機械装置等の生産用設備に34億26百万円、UMC Electronics Mexico,S.A.de C.V.の工場設立に16億24百万円 - 2019-03-31 (7,830百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における生産設備等に4,592百万円 - 2020-03-31 (3,927百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における生産設備等に3,258百万円 - 2021-03-31 (1,533百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における生産設備等に1,436百万円 - 2022-03-31 (2,012百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における生産設備等に1,818百万円 - 2023-03-31 (9,467百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 秦野工場における建物及び生産設備等の購入による6,586百万円 - 2024-03-31 (4,250百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ各社における建物及び生産設備等の購入による2,681百万円 - 2025-03-31 (4,156百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の拡充、更新及び改善を目的としたグループ各社における設備等の購入による3,756百万円
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。