過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社及び関係会社は、鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの事業を主に行っており、取扱品は多岐にわたります。
事業セグメント
- 鉄鋼事業: 表面処理鋼板、冷延鋼板、酸洗鋼板、熱延鋼板、棒鋼、条鋼などの普通鋼、特殊鋼及び建築用資材を自動車、建設機械、農機具、建築、電機、造船、金型などの業界に販売。倉庫を所有し、切断加工などの1次加工も行う。
- 非鉄金属事業: アルミニウム、亜鉛、メタルシリコン、銅合金などの素材及び加工品を自動車、機械器具製造、ダイカスト製造業などの業界に販売。海外で調達した地金、自動車部品等を国内外に販売。
- 電子事業: 電子機器、電気製品及び車載機器に使用されるプリント配線基板用積層板などの電子材料、液晶、半導体向け部材を電子部品業界に販売。
- ライフ営業事業: ナイフ・フォークなどの金属洋食器、陶磁器、テーブルウェアブランド「DANSK」や自社ブランド「D&S」、柳 宗理氏のデザイン商品を百貨店、量販店、式場、ホテルなどに販売。直営アウトレット店の多店舗化を推進。
- 機械・工具事業: 旋盤、フライス盤、砥削盤、マシニングセンターなどの工作機械、各種設備・装置及び工場生産ライン一式、輸入機械、切削工具、研削砥石を自動車業界を主力に国内外へ販売。
- 営業開発事業: 工場建屋改修工事、LED照明、各種クレーン、コンプレッサ、空調機器、リプラギなどの環境配慮型商品を自動車業界を主力に国内販売。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 多岐にわたる取扱品と幅広い業界への販売ネットワーク。
- 各事業所の倉庫所有と1次加工能力。
- 直営アウトレット店の多店舗化による小売事業の推進。
今後の展開・方針
直営アウトレット店の多店舗化をはじめとした小売事業の推進。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
この企業は、効率化と合理化を主な目的として、国内外の販売網の強化・充実、IT関連投資による合理化を進めてきました。特に鉄鋼事業において、加工、配送業務の効率化や機械装置の取得に注力し、事業用土地や建物の取得を通じて事業基盤の強化を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (18億6百万円)
目的: 効率化
詳細: 鉄鋼事業において、加工、配送業務の更なる効率化を図るために神奈川支店コイルセンターの土地を取得 - 2016-03-31 (12億9千9百万円)
目的: 効率化
詳細: 鉄鋼事業において、神奈川支店コイルセンターの土地取得および長野支店及び鶴岡支店の倉庫増床 - 2017-03-31 (5億1千2百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼事業において、富山支店の土地取得および建設仮勘定 - 2018-03-31 (27億1千8百万円)
目的: 効率化
詳細: 鉄鋼事業において、富山支店の建物取得および神奈川支店コイルセンターの建設仮勘定 - 2019-03-31 (16億7千8百万円)
目的: 効率化
詳細: 鉄鋼事業において、神奈川支店コイルセンターの機械装置取得 - 2020-03-31 (1,380百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼及び電子材料事業の事業用建物・機械装置の取得 - 2021-03-31 (1,606百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼及び非鉄金属事業の事業用建物・機械装置の取得 - 2022-03-31 (416百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼事業の事業用建物・機械装置の取得 - 2023-03-31 (2,465百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼事業の事業用土地の取得 - 2024-03-31 (4,972百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼事業の事業用土地の取得 - 2025-03-31 (4,341百万円)
目的: 合理化
詳細: 鉄鋼事業の事業用土地の取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


