過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、プリント配線板の設計・製造・販売を主な事業内容とし、プリント配線板外観検査機及び各種ソリューションビジネス商品の開発・販売、並びに運送業、業務請負等を営んでいます。
事業セグメント
- プリント配線板事業: リジッドプリント配線板の両面・多層プリント配線板を中心に、放熱特性に優れたアルミベース基板、銅ピン挿入基板、透明フィルム基板等を製造・販売。特に日系企業の中国進出における現地調達を強化し、ASEAN・インド市場の開拓を進めています。
- 検査機・ソリューション事業: プリント配線板外観検査機の開発・販売を行い、高速かつ高精度で検査可能な機種を提供。商標登録された『VISPER』シリーズを展開し、プリント配線板メーカーの生産性向上につながるソリューションビジネス商品の開発・販売も行っています。
- その他: シライ物流サービス株式会社が、グループ間のメール便や定期便をはじめ、近畿地区を中心に中部・北陸地区の運輸・運送、軽貨物便サービスの運送事業を行っています。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- プリント配線板事業における中国展開の強みを活かし、現地調達を実施。ASEAN・インド市場の開拓を進めることで、グローバルな市場展開を強化しています。
- 『VISPER』シリーズのプリント配線板外観検査機は、高速かつ高精度な検査能力で国内外から高い評価を得ています。
今後の展開・方針
市場規模の拡大が期待されるASEAN・インド市場を開拓するため、タイのバンコクに販売子会社を設立し、2025年4月にはインドに販売子会社を設立しました。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、プリント配線板事業を中心に生産体制の強化と競争力の向上を目的とした設備投資を継続的に実施。国内外の工場における生産能力の増強、効率化、収益力の向上を図るための投資を行ってきた。特に、白井電子科技(珠海)有限公司における生産体制の強化や国内工場の新工場建設、透明フレキシブル基板の生産体制構築に注力している。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (571百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造工場の生産体制増強、国内における既存設備の更新 - 2016-03-31 (789百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造工場の生産体制増強、国内における既存設備の更新 - 2017-03-31 (694百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造工場の生産体制増強、国内における既存設備の更新 - 2018-03-31 (2,109百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内プリント配線板製造工場の生産体制の効率化や収益力の向上、白井電子科技(珠海)有限公司における生産体制増強 - 2019-03-31 (1,288百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内プリント配線板製造工場の生産体制の効率化や収益力の向上、白井電子科技(珠海)有限公司における生産体制増強 - 2020-03-31 (1,275百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内プリント配線板製造工場に透明フレキシブル基板(SPETシリーズ)の本格生産体制の構築、白井電子科技(珠海)有限公司の第2工場建設 - 2021-03-31 (1,209百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内プリント配線板製造工場に透明フレキシブル基板(SPETシリーズ)の本格生産体制の構築、白井電子科技(珠海)有限公司の第2工場建設 - 2022-03-31 (873百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 国内プリント配線板製造工場の生産体制の効率化や収益力の向上、白井電子科技(珠海)有限公司における生産体制増強 - 2023-03-31 (445百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 当社及び白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造設備の生産体制の効率化や収益力の向上 - 2024-03-31 (319百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 当社及び白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造設備の生産体制の効率化や収益力の向上 - 2025-03-31 (620百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 当社及び白井電子科技(珠海)有限公司におけるプリント配線板製造設備の生産体制の効率化や収益力の向上
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


