[8153] モスフードサービス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、㈱モスフードサービス及び子会社10社、関連会社14社により構成されており、主にフランチャイズシステムによる飲食店の展開を事業としています。

事業セグメント

  • 国内モスバーガー事業: 国内で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開し、ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等を提供。
  • 海外事業: 海外で「モスバーガー」等の商標を使用した飲食店を展開し、ハンバーガー、ライスバーガー、モスチキン、スープ、ドリンク等を提供。
  • その他飲食事業: 「マザーリーフ」「あえん」「モスプレミアム」等の商標を使用した飲食店を展開し、喫茶紅茶、ワッフル、パスタ、スイーツ等を提供。
  • その他の事業: 飲食事業を衛生業、金融業、保険業等で支援し、食品衛生検査、金銭貸付、保険代理、レンタル業務を行う。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • フランチャイズシステムによる飲食店展開のノウハウと、国内外での広範な事業ネットワーク。

今後の展開・方針

今後も国内外でのフランチャイズ展開を強化し、飲食事業の多角化を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

この企業は、過去数年間にわたり、主に販売能力の増強を目的とした店舗設備の新設や既存店の改装に重点を置いて設備投資を行ってきました。また、店舗運営施策として、POSシステムや自動釣銭機、看板などのレンタル資産の設置にも投資しています。国内外での事業展開を進める中で、出店戦略に基づく店舗の再配置を行い、効率的な店舗運営を目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (9億93百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗25店他の取得と既存店の改装
  • 2015-03-31 (87百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗5店他の取得
  • 2015-03-31 (8億57百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(看板、キッチンディスプレイ等)の増設
  • 2016-03-31 (13億23百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗2店他の取得と既存店の改装
  • 2016-03-31 (61百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗3店他の取得
  • 2016-03-31 (71百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(キッチンディスプレイ、オーダー端末等)の増設
  • 2017-03-31 (11億67百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗9店他の取得と既存店の改装
  • 2017-03-31 (82百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗1店他の取得
  • 2017-03-31 (20億69百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(新POSシステム、看板等)の設置
  • 2018-03-31 (16億59百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗6店他の取得と既存店の改装
  • 2018-03-31 (52百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗4店他の取得
  • 2018-03-31 (76百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(POS関連機器、看板等)の設置
  • 2019-03-31 (1,233百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗5店舗他の取得と既存店の改装
  • 2019-03-31 (37百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗3店舗他の取得
  • 2019-03-31 (86百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(POS関連機器、看板等)の設置
  • 2020-03-31 (6,675百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2020-03-31 (55百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店他の取得
  • 2020-03-31 (196百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(自動釣銭機、看板等)の設置
  • 2021-03-31 (606百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 国内モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2021-03-31 (2,023百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 海外事業における新設直営店舗他の取得
  • 2021-03-31 (121百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における新設直営店舗他の取得
  • 2021-03-31 (178百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(自動釣銭機、看板等)の設置
  • 2022-03-31 (972百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 国内モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2022-03-31 (1,957百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 海外事業における新設直営店舗他の取得
  • 2022-03-31 (2百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における直営店舗他の取得
  • 2022-03-31 (202百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(自動釣銭機、看板等)の設置
  • 2023-03-31 (2,029百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 国内モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2023-03-31 (1,858百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 海外事業における新設直営店舗他の取得
  • 2023-03-31 (4百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における直営店舗他の取得
  • 2023-03-31 (1,920百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(POSレジスター、看板等)の設置
  • 2024-03-31 (1,872百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 国内モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2024-03-31 (2,770百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 海外事業における新設直営店舗他の取得
  • 2024-03-31 (75百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における直営店舗他の取得
  • 2024-03-31 (297百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(POSレジスター、看板等)の設置
  • 2025-03-31 (1,314百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 国内モスバーガー事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2025-03-31 (1,165百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 海外事業における新設直営店舗他の取得と既存店の改装
  • 2025-03-31 (171百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: その他飲食事業における直営店舗他の取得
  • 2025-03-31 (827百万円)
    目的: 店舗運営施策
    詳細: レンタル資産(POSレジスター、看板等)の設置

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ