[8208] エンチョー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ホームセンター事業を基幹とし、DIY用品、園芸・ペット・カーレジャー用品、家庭用品の販売を行っています。また、専門店事業や木材・DIY関連商品の卸売、ソフトウェア開発・販売、ビルメンテナンス、ショッピングセンターの運営管理など多岐にわたる事業を展開しています。

事業セグメント

  • ホームセンター事業: DIY用品、園芸・ペット・カーレジャー用品、家庭用品の販売を行う事業。
  • 専門店事業: ハードウェアショップ及びアウトドアショップを運営する事業。
  • 卸売事業: 木材及びDIY関連商品の卸売を行う事業。
  • ソフトウェア事業: ソフトウェアの開発・販売及びコンピューター計算受託を行う事業。
  • ビルメンテナンス事業: ビルメンテナンス、清掃、警備等の業務を受託する事業。
  • ショッピングセンター運営管理: ショッピングセンターの運営管理を行う事業。
  • 不動産賃貸: 土地・建物の賃貸を行う事業。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる事業展開により、幅広い顧客ニーズに対応可能。
  • DIY用品から家庭用品まで多様な商品ラインアップを持つ。

今後の展開・方針

今後もホームセンター事業を基幹としつつ、専門店事業やソフトウェア事業などの多角的な事業展開を進め、顧客満足度の向上と市場シェアの拡大を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、ホームセンター事業と専門店事業の規模拡大を目指し、次世代型ホームセンターの実現や既存店の活性化、ハードストック及びSWENの多店舗化に向けた設備投資を継続的に行ってきました。これにより、各年度において新規店舗のオープンや既存店舗の改装を実施し、事業の拡大と効率化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (851百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ジャンボエンチョー吉田店をハードストック吉田に業態変更しオープン。既存店21ヶ店の照明設備をLED化。ハードストック浜松早出及びホームアシスト清水駒越店に太陽光発電設備を導入。
  • 2016-03-31 (509百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 静岡県沼津市にハードストック沼津をオープン。ジャンボエンチョー藤枝店に園芸農業資材館(グリーンストック)を新設。
  • 2017-03-31 (1,161百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ジャンボエンチョー富士宮店の土地建物を取得。ジャンボエンチョー静岡店を増床改装。
  • 2018-03-31 (448百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードストック静岡をオープン。ジャンボエンチョー浜松南店を改装し、ダイソージャンボエンチョー浜松南店をオープン。ホームアシスト清水駒越店の改装及びベイドリーム清水のリニューアル。ハードストック豊田及びSWEN豊田店の新設に向けた設備投資。
  • 2019-03-31 (262百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードストック豊田及びSWEN豊田店を同時オープン。ダイソージャンボエンチョー富士店をオープン。SWEN三島店及びcasa駿東店を移転。ジャンボエンチョー菊川店の全面改装。ハードストック島田、SWEN焼津店及びハードストック富士の新設に向けた設備投資。
  • 2020-03-31 (897百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ハードストック島田及びSWEN焼津店をオープン。ハードストック富士をオープン。ジャンボエンチョー藤枝店の屋外売場を拡大しエクステリアセンターを開設。ハードストック豊橋、ハードストック裾野(仮称)及びズースクエア藤枝店(仮称)の新設に向けた設備投資。
  • 2021-03-31 (916百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ペットショップズースクエア高蔵寺店及びアウトドアショップSWEN高蔵寺店をオープン。ハードストック豊橋をオープン。SWEN御殿場店をオープン。ハードストック裾野をオープン。ズースクエア藤枝店をオープンし、SWEN袋井店を移転しSWEN袋井インター店としてオープン。SWEN一宮店の新設に向けた設備投資。
  • 2022-03-31 (396百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: SWEN一宮店及びSWENフレスポ小田原店をオープン。casa&SWEN島田店をSWEN島田店としてリニューアルオープン。ホームセンター既存店4店舗の全面改装。
  • 2023-03-31 (744百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: SWEN新富士Base及びSWEN富士宮店をオープン。ズースクエア岡崎店をオープン。ホームセンター既存店2店舗の全面改装。
  • 2024-03-31 (362百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: SWEN浜松入野店をオープン。既存店2店舗の全面改装。
  • 2025-03-31 (325百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベイドリーム清水の改修工事。既存店2店舗の全面改装。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ