[8214] AOKIホールディングス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、ファッション事業、エンターテイメント事業、アニヴェルセル・ブライダル事業及び不動産賃貸事業を主な内容として事業活動を展開しています。

事業セグメント

  • ファッション事業: 株式会社AOKIは、郊外のロードサイドにチェーンストア方式で紳士服、婦人服及び服飾品並びにファッション商品を販売する小売専門店「AOKI」、また、ショッピングセンターを中心に20代から40代のメンズ及びレディースをターゲットに、ビジネス&ビジカジの新たなスタイリングを提案する「ORIHICA」を展開しています。
  • エンターテイメント事業: 株式会社快活フロンティアは、リゾートアイランドのバリ島をイメージし、複合カフェ「快活CLUB」及び24時間型フィットネスジム「FiT24」、カラオケルーム「コート・ダジュール」を運営しています。株式会社ランシステムは、複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」を運営しています。
  • アニヴェルセル・ブライダル事業: アニヴェルセル株式会社は、結婚式を通じて感動とうっとりするサービスを提供するゲストハウススタイルの挙式披露宴施設を展開しています。アニヴェルセル表参道は、記念日をコンセプトに誕生し、チャペルやパーティースペースのほか、パリスタイルのカフェを併設しています。
  • 不動産賃貸事業: 主にグループの閉店店舗をグループ内及び外部へ賃貸すること並びに大型物件を当社で賃借し、グループ内外へ賃貸する事業を行っています。
  • その他の事業: 株式会社アニヴェルセルHOLDINGSは有価証券の保有等を行い、青木情報開発株式会社は損害保険の代理事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野を持ち、各分野で専門的なサービスや商品を提供している。

今後の展開・方針

特に記載なし

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、各事業における営業基盤の拡充を目的とし、主にファッション事業、カラオケルーム運営事業、複合カフェ運営事業、エンターテイメント事業での新規出店とリニューアルを中心に設備投資を行ってきました。土地取得や本社の増改築も含め、総投資額は年々変動しながらも、継続的に事業展開を支えるための投資を行っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (160億68百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で50店舗、カラオケルーム運営事業で10店舗、複合カフェ運営事業で32店舗の新規出店およびリニューアル。土地の取得。
  • 2016-03-31 (94億92百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で24店舗、カラオケルーム運営事業で15店舗(7店舗の譲受け含む)、複合カフェ運営事業で36店舗の新規出店およびリニューアル。土地の取得。
  • 2017-03-31 (149億94百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で19店舗、カラオケルーム運営事業で9店舗、複合カフェ運営事業で52店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2018-03-31 (93億44百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で20店舗、カラオケルーム運営事業で6店舗、複合カフェ運営事業で22店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2019-03-31 (10,477百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で9店舗、カラオケルーム運営事業で1店舗、複合カフェ運営事業で20店舗の新規出店およびリニューアル。本社の増改築。
  • 2020-03-31 (19,571百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で8店舗、エンターテイメント事業で113店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2021-03-31 (16,402百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で3店舗、エンターテイメント事業で68店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2022-03-31 (7,452百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で2店舗、エンターテイメント事業で74店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2023-03-31 (6,189百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で3店舗、エンターテイメント事業で30店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2024-03-31 (12,881百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で6店舗、エンターテイメント事業で14店舗の新規出店およびリニューアル。
  • 2025-03-31 (11,989百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: ファッション事業で16店舗、エンターテイメント事業で20店舗の新規出店およびリニューアル。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ