過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社は金融商品取引法上の金融商品取引所持株会社であり、有価証券やデリバティブの上場から取引の場の提供、清算・決済サービス、指数・情報サービスに至るまで、日本の市場に関する一連のサービスを提供しています。
事業セグメント
- 現物市場: 株式市場を中心として構成されており、世界でも有数の市場規模を持ち、日本市場の中核インフラとして確固たる地位を確立しています。
- デリバティブ市場: 指数先物、指数オプション、国債先物、国債先物オプション、有価証券オプション、商品先物等の取引を提供し、日中に加え、夕方・夜間も取引が可能です。
- 取引システム: システムの安定稼働が必須であり、現物市場の売買システムとして「arrowhead」、デリバティブ市場の取引システムとして「J-GATE」を稼働しています。
- 情報サービス: 有価証券の売買及びデリバティブ取引に関する情報を即時に配信し、株価情報等を基に算出した指数情報や各種統計情報を提供しています。
- 自主規制機能: 市場の公正性・信頼性を確保するために、日本取引所自主規制法人を設置し、市場の公正と信頼の維持を図っています。
- 清算・決済: 株式会社日本証券クリアリング機構が清算機関として、現物取引やデリバティブ取引に係る清算業務を行い、効率的な決済を保証しています。
事業の特徴・強み
- 我が国市場の中核インフラとして確固たる地位を確立している株式市場を有し、世界でも有数の市場規模を誇ります。
- デリバティブ市場においては、日経平均株価やTOPIXを対象とする取引を提供し、我が国を代表するデリバティブ商品となっています。
- 取引システムとして、高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた「arrowhead」と、世界標準の取引機能を持つ「J-GATE」を稼働しています。
- 市場の公正性・信頼性を確保するために自主規制機能を適切に発揮し、専門性と中立性を保つ組織体制を構築しています。
今後の展開・方針
テクノロジーの発達による取引手法の多様化・高度化や新商品の上場に適切かつ機動的に対応し、市場利用者のニーズを実現するために、絶えずITインフラの整備を推進していく必要があります。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、国際的な市場競争力を強化するために、売買システムや清算システム等の開発に継続的に投資を行ってきました。毎年約130億円から150億円規模の設備投資を行い、重要な設備の除却や売却はありませんでした。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-03-31 (約131億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2020-03-31 (約151億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2021-03-31 (約132億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2022-03-31 (約153億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2023-03-31 (約131億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2024-03-31 (約131億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発 - 2025-03-31 (約157億円)
目的: 国際的な市場競争力の強化
詳細: 売買システムや清算システム等の開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


