[3482] ロードスターキャピタル の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、不動産投資、不動産賃貸、ホテル運営、不動産アセットマネジメント、不動産特化型クラウドファンディングを展開する企業集団です。

事業セグメント

  • コーポレートファンディング事業: バリューアップ余地のある中規模オフィスビル等を取得し、適正なマネジメントを行うことで付加価値を高める不動産投資事業、不動産賃貸事業、ホテル運営事業を含む。
  • アセットマネジメント事業: 機関投資家を相手に投資効率とリスクに見合ったリターンの最大化を図り、投資用不動産の取得・保有時の管理・売却に至るまでの戦略策定に関するアドバイスを行う。
  • クラウドファンディング事業: 不動産特化型クラウドファンディングプラットフォーム『OwnersBook』を運営し、貸付型とエクイティ型の資産運用サービスを提供。

事業の特徴・強み

  • 不動産投資業界の経験とネットワークを活かし、物件のバリューアップを実現する能力。
  • 中規模オフィスビルの流動性の高さを活用した投資戦略。
  • 経験豊富な役職員によるマーケット情報の収集と迅速な意思決定。

今後の展開・方針

物件の付加価値を高め、長期保有を前提としながらも市場状況に応じた売却を選択肢とし、最大限の運用効果を目指す。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間において、当社グループは主に事業拡大に伴う人員増に対応するための本社移転を通じて、業務の効率化を図るための設備投資を行ってきました。特に2018年と2022年において、内装設備工事等への投資を実施し、それぞれ72百万円と148百万円の有形固定資産の増加が見られました。その他の年度においては特筆すべき設備投資は行われていません。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2018-12-31 (72百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事業拡大に伴う人員増に対応し、業務の生産性と効率性を高めるため、本社移転を行い、移転に伴う内装設備工事等への投資を実施
  • 2022-12-31 (148百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事業拡大に伴う人員増への対応及び業務の効率化を目的として、本社移転を行い、移転に伴う内装設備工事等への投資を実施

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ

関連会社情報

以下は関連会社の情報です。

連結子会社

会社名 住所 資本金 事業内容 出資比率 役員兼任等
ロードスターインベストメンツ㈱ 東京都中央区 50百万円 アセットマネジメント事業クラウドファンディング事業 100.0 役員の兼任
ロードスターファンディング㈱ 東京都中央区 25百万円 貸金業 100.0 役員の兼任
LD1合同会社 東京都港区 不動産賃貸業 100.0 該当なし
LD2賢島合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし
LD2熱海合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし
LD2仙石原合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし
LD2京都合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし
LD2御代田合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし
LD2宜野座合同会社 東京都港区 10万円 ホテル運営委託 該当なし

持分法適用関連会社

持分法適用関連会社の情報がありません。

注釈

  • 注1.「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第20号)等に基づき支配していると考えられることから、連結子会社としております。
  • 注2.LD1合同会社を営業者とする匿名組合については、匿名組合出資の比率を記載しております。