17620 – 高松コンストラクショングループ 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、建築事業、土木事業および不動産事業を主な事業内容とし、その他に関連する事業を展開しています。インサイダー取引規制に関する特定上場会社等の規定に基づき、事業展開を行っています。
主要な事業分野
- 建築事業
- 土木事業
- 不動産事業
各事業分野の詳細
建築事業
建築工事、不動産事業を主体とする髙松建設㈱やリフォーム・メンテナンスを手がける髙松テクノサービス㈱など、建築関連の事業を展開しています。
土木事業
海洋土木工事を行う青木マリーン㈱や埋蔵文化財発掘調査を担当する㈱島田組など、土木工事に特化した事業を展開しています。
不動産事業
木造戸建住宅の企画・販売を行うタカマツハウス㈱や不動産総合コンサルタントとして活動する髙松エステート㈱など、不動産関連の事業を展開しています。
事業の特徴・強み
- 多角的な事業展開: 建築、土木、不動産といった異なる分野で事業展開を行い、幅広いニーズに対応している。
- グローバル展開: Takamatsu Construction Group USA,Inc.を含む海外子会社を通じて、海外市場にも進出している。
今後の展開・戦略
今後は、技術革新への積極的な取り組みや持続可能なビジネスモデルの構築に注力し、国内外での事業拡大を目指す戦略を展開していきます。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|——————|——–|——————————|———-|———-|
| 髙松建設㈱ | 大阪市淀川区 | 5,000 | 建築事業、不動産事業 | 100.0 | 有 |
| 青木あすなろ建設㈱ | 東京都港区 | 5,000 | 建築事業、土木事業、不動産事業 | 100.0 | 有 |
| Takamatsu ConstructionGroup USA,Inc. | 米国ニューヨーク州 | 43,100千米ドル | 不動産事業 | 100.0 | 有 |
| みらい建設工業㈱ | 東京都港区 | 2,500 | 建築事業、土木事業 | 100.0 | – |
| 髙松テクノサービス㈱ | 大阪市淀川区 | 300 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
| 髙松エステート㈱ | 大阪市淀川区 | 300 | 不動産事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱金剛組 | 大阪市天王寺区 | 300 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
| タカマツハウス㈱ | 東京都渋谷区 | 300 | 不動産事業 | 100.0 | 有 |
| 大昭工業㈱ | 大阪府高槻市 | 300 | 建築事業、不動産事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱中村社寺 | 愛知県一宮市 | 100 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱ミブコーポレーション | 東京都渋谷区 | 100 | 不動産事業 | 100.0 | – |
| タカマツビルド㈱ | 横浜市西区 | 100 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
| タカマツハウス関西㈱ | 大阪市淀川区 | 100 | 不動産事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱住之江工芸 | 大阪市淀川区 | 98 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
| 青木マリーン㈱ | 東京都港区 | 90 | 土木事業 | 100.0 | – |
| ㈱島田組 | 大阪府八尾市 | 85 | 土木事業 | 100.0 | – |
| 東興ジオテック㈱ | 東京都中央区 | 80 | 土木事業 | 100.0 | 有 |
| ㈱エムズ | 東京都中央区 | 40 | 建築事業 | 90.0 | – |
| ㈱アクセス | 大阪府八尾市 | 40 | 土木事業 | 100.0 | – |
| TSKハウジング㈱ | 大阪府高槻市 | 20 | 建築事業 | 100.0 | 有 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————————-|——————|——–|————|———-|———-|
| TPG 2020-1 (LN-CROWN VALLEY) OWNER,LLC | 米国デラウェア州 | 38,215 | 不動産事業 | 49.9 | – |
| TPG(Laguna Niguel)Acquisition,LLC | 米国デラウェア州 | 40,681 | 不動産事業 | 49.9 | – |
【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合を表示しており内数であります。
3. ※1 特定子会社に該当します。
4. ※2 髙松建設㈱は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。同社の主要な損益情報等は以下のとおりであります。(1) 売上高92,336百万円(2) 経常利益5,206(3) 当期純利益3,857(4) 純資産額29,274(5) 総資産額64,448
5. ※3 青木あすなろ建設㈱は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。同社の主要な損益情報等は以下のとおりであります。(1) 売上高81,541百万円(2) 経常利益2,216(3) 当期純利益3,681(4) 純資産額54,011(5) 総資産額76,329
6. ※4 みらい建設工業㈱は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。同社の主要な損益情報等は以下のとおりであります。(1) 売上高33,222百万円(2) 経常利益1,182(3) 当期純利益1,298(4) 純資産額14,813(5) 総資産額26,440
7. ※5 Takamatsu Construction Group USA,Inc.が管理上の目的で不動産投資案件ごとに設立したLLC(有限責任会社)4社であり、重要性が乏しいため記載を省略しております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2018年03月期に特に大きな投資が行われ、7,173百万円という高額な投資額が記録されました。投資額は年々増加しており、2020年03月期には11,158百万円と最大規模となりました。投資の頻度は毎年行われており、継続的な投資が行われています。
投資の目的と内容
主な投資分野は土木事業用の機械や不動産の取得・改良が中心であり、2017年03月期には新造ガット運搬船や機材センター用の土地が投資対象となりました。投資の目的は主に事業拡大や新規事業展開に向けた施設整備であり、特に2018年03月期では事業所用土地の取得が目立ちます。
投資の効果と影響
投資により事業の拡大や効率化が図られており、特に生産能力の向上や新規事業の立ち上げに寄与しています。一方で、投資に伴う建設費用や固定資産の取得による負担もあり、効果と課題が両方存在しています。