[1780] ヤマウラ の財務・株価分析レポート

17800 – ヤマウラ 財務分析レポート

17800 – ヤマウラ 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社の企業集団は、建設事業、エンジニアリング事業、開発事業などを主要な事業内容として展開しています。グループ全体の事業内容はセグメント情報の区分と同一であります。

主要な事業分野

  • 建設事業
  • 土木部門
  • エンジニアリング事業

各事業分野の詳細

建設事業

建築部門では民間および公共建築工事を行い、デサイン&ビルド方式による一括請負工事も実施しています。技術部門を強化し、建設DXに取り組んでおり、環境対応の設計や新商品開発、生産性効率化などに注力しています。

土木部門

一般土木工事や防災工事、水道工事などを請負い、独自商品を活用した提案型営業を行っています。新規分野の開拓やエンジニアリング事業部との連携による事業展開を推進しています。

エンジニアリング事業

電気部門では自動制御装置や情報通信システムの請負、設計、製造、据付け、メンテナンスを行っています。工機部門では水管理機器や産業機械の製造などを手がけており、メカトロ関係分野も強化しています。

事業の特徴・強み

  • 技術部門の強化による建設DXへの取り組み
  • 独自商品を活用した提案型営業による顧客開拓
  • エンジニアリング事業との連携による総合技術力の活用

今後の展開・戦略

当社は建設DXや環境対応設計などの技術革新に注力し、新たな分野の開拓や顧客ニーズに合わせた提案型営業を強化していく戦略を展開しています。また、エンジニアリング事業との連携を通じて総合技術力を最大限に活かした事業展開を進めています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|——————-|———|————–|———-|———-|
| ヤマウラ企画開発株式会社 | 東京都中央区日本橋3―8―2 | 200,000 | 開発事業等 | 100.0 | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|——————–|———|————–|———-|———-|
| 株式会社信州エンタープライズ | 長野県駒ヶ根市北町20―6 | 100,000 | 開発事業等 | 19.24 | 有 |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 株式会社信州エンタープライズは、実質的な影響面からその他の関係会社としております。
3. ヤマウラ企画開発株式会社は、特定子会社に該当しております。
4. ヤマウラ企画開発株式会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
5. ヤマウラ企画開発株式会社は、債務超過の状況であり、債務超過額は1,791,089千円です。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2014年09月期から2024年03月期までの設備投資を見ると、投資額は年々変動しており、特に2017年09月期に3億3千3百万円と大きな投資が行われました。その後も2018年03月期に1億745百万円、2020年03月期に621百万円と大規模な投資が続きました。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野は建設・土木用機械、機械装置、車両運搬具などであり、設備投資の目的は生産能力の拡大や効率化、新規事業の展開などが挙げられます。特に2017年以降は機械装置や車両運搬具への投資が増加しており、生産設備の更新や効率向上に重点が置かれています。

投資の効果と影響

設備投資により、生産能力が向上し、生産効率が向上したことで業績にプラスの影響を与えています。一方で、設備投資に伴う投資コストや設備更新による生産ラインの停止などの課題も存在します。効果的な設備投資計画と適切なリスク管理が重要です。