18120 – 鹿島建設 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、土木事業、建築事業、開発事業等を主要な事業とし、国内関係会社と海外関係会社を通じて事業展開を行っている。
主要な事業分野
- 土木事業
- 建築事業
- 開発事業等
- 国内関係会社の事業
- 海外関係会社の事業
各事業分野の詳細
土木事業
土木工事の受注や施工を主な業務として行っている。
建築事業
建築工事の受注や施工を主な業務として行っている。
開発事業等
不動産開発全般や設計、エンジニアリング全般の事業を展開している。
国内関係会社の事業
国内関係会社は、建設資機材の販売や建設用機械の納入、専門工事の請負、総合リース業、建物総合管理業、不動産の売買・賃貸、ビル賃貸・ホテル経営、ゴルフ場の経営、有料道路の運営・管理など多岐にわたる事業を展開している。
海外関係会社の事業
海外関係会社は、北米、欧州、アジア、大洋州などで建設事業や開発事業を中心に事業展開している。
事業の特徴・強み
- 多岐にわたる事業分野をカバー: 土木、建築、開発など幅広い分野において事業展開を行っている。
- 国内外での事業展開: 国内関係会社と海外関係会社を通じて、日本国内と海外地域で事業を展開している。
今後の展開・戦略
今後は、国内外での事業拡大や技術革新に注力し、グローバル市場での競争力強化を目指す戦略を展開する予定である。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————|————–|———-|————————————————|———-|———-|
| 大興物産㈱ | 東京都港区 | 百万円750 | 建設資材・建設機械等の加工及び販売、内外装工事等の請負 | 100 | 有 |
| 鹿島道路㈱ | 東京都文京区 | 百万円4,000 | 舗装工事の設計・施工、土木・建築工事の請負又は受託 | 100 | 無 |
| 鹿島リース㈱ | 東京都港区 | 百万円400 | 建物及び附帯設備、各種機器等のリース・売買 | 100 | 有 |
| 鹿島建物総合管理㈱ | 東京都中央区 | 百万円100 | 建物の管理・メンテナンス業務 | 100 | 有 |
| イートンリアルエステート㈱ | 東京都千代田区 | 百万円22,390 | 不動産の売買及び賃貸等 | 100 | 有 |
| カジマメカトロエンジニアリング㈱ | 東京都港区 | 百万円400 | 建設用機械の製造・施工 | 100 | 有 |
| ケミカルグラウト㈱ | 東京都港区 | 百万円300 | 建設基礎工事の設計・施工 | 100 | 有 |
| ㈱クリマテック | 東京都中央区 | 百万円300 | 給排水衛生・空調設備工事等の設計・施工 | 100 | 有 |
| 鹿島東京開発㈱ | 東京都江東区 | 百万円100 | ビル賃貸、管理及び運営、ホテル経営 | 100 | 有 |
| 鹿島八重洲開発㈱ | 東京都港区 | 百万円100 | ビル賃貸事業 | 100 | 有 |
| 熱海インフラマネジメント合同会社 | 東京都港区 | 百万円100 | 有料道路の運営・管理 | 100 | 有 |
| ㈱イリア | 東京都港区 | 百万円50 | インテリアの企画・製作・販売・施工 | 100 | 有 |
| ㈱森林公園ゴルフ倶楽部 | 埼玉県大里郡寄居町 | 百万円50 | ゴルフ場経営 | 100 | 有 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————|————–|———-|———————————————-|———-|———-|
| ㈱イー・アール・エス | 東京都中央区 | 百万円200 | 自然災害リスク・環境リスク解析・調査診断業務 | 50.0 | 有 |
| 東観光開発㈱ | 埼玉県東松山市 | 百万円10 | ゴルフ場経営 | 50.0 | 有 |
| ㈱かたばみ | 東京都港区 | 百万円100 | 造園工事、保険代理業等 | 16.3 | 有 |
【注釈】
1. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数である。
2. 関係内容の当社役員には執行役員を含んでいる。
3. *1:特定子会社に該当する。
4. *2:議決権の所有割合には、出資割合を記載している。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2015年から2024年までの時期において、設備投資の規模は増加傾向にあり、特に2020年に863億円と大きな投資が行われた。投資金額は年々増加しており、2020年以降は500億円以上の投資が継続して行われている。
投資の目的と内容
主要な投資分野は土木事業、建築事業、開発事業であり、賃貸事業用土地や建物の購入や建設が中心となっている。投資の目的は主に事業拡大や新規事業展開に向けた施設整備であり、特に海外関係会社における投資が顕著である。
投資の効果と影響
設備投資により事業の生産能力が拡大し、効率化が図られている。特に海外関係会社における投資はグループ全体の成長に寄与しており、収益の増加や市場シェアの拡大につながっている。一方で、設備投資に伴う資金調達やリスク管理が課題となっている。