[1815] 鉄建建設 の財務・株価分析レポート

18150 – 鉄建建設 財務分析レポート

18150 – 鉄建建設 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、土木工事・建築工事を主要事業とし、不動産事業などの兼業事業も展開しています。

主要な事業分野

  • 土木工事
  • 建築工事
  • 不動産事業
  • 付帯事業
  • その他

各事業分野の詳細

土木工事

当社は土木工事を主力とし、国内外で施工を行っています。海外工事はTHANH PHAT CONSTRUCTION WORK JOINT STOCK COMPANYが担当しています。

建築工事

建築工事も主要事業であり、設計業務は㈱アル.パートナーズ建築設計が行っています。

不動産事業

不動産の売買、賃貸、土地開発などを不動産関連会社と共同で展開しています。

付帯事業

テッケン興産㈱が土木工事や建築工事に付随する資機材販売や警備業務を行っており、鉄建プロパティーズ㈱は事務業務の受託を行っています。

その他

  • TKパートナーズ㈱は建築技術者の教育と業務支援を行う。
  • ㈱ファーム ティー・エスはいちご観光農園を運営。
  • TKアクアグリーン㈱は小水力発電事業を展開。

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる事業分野を展開しており、安定した収益源を確保している。
  • 国内外での施工実績が豊富であり、信頼性が高い。

今後の展開・戦略

当社は海外市場への進出を強化し、技術力の向上に注力することで成長を目指す。また、持続可能な事業展開を重視し、環境配慮型の事業拡大を計画している。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————-|—————-|——————|——————————–|———-|———-|
| テッケン興産㈱ | 東京都文京区 | 100 | 不動産事業・付帯事業・その他 | 100.0 | なし |
| ㈱ジェイテック | 東京都千代田区 | 40 | 土木工事 | 56.3 | なし |
| 鉄建プロパティーズ㈱ | 東京都千代田区 | 100 | 不動産事業・付帯事業 | 100.0 | なし |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金(百万円) | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|————–|——————|————–|———-|———-|
| 東日本旅客鉄道㈱ | 東京都渋谷区 | 200,000 | 旅客鉄道事業 | 18.7 | なし |

【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。
2. テッケン興産㈱は特定子会社に該当します。
3. 東日本旅客鉄道㈱は、有価証券報告書の提出会社です。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの間に、設備投資の総額は増加傾向にあり、特に2019年と2024年に大きな投資が行われました。2019年には3,624百万円、2024年には8,316百万円の投資が実施されました。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野は賃貸事業用土地・建物の取得や改修が中心であり、建物・構築物の設備投資が主な内容となっています。投資の目的は、事業拡大や効率化、新技術の導入などが挙げられます。特に2023年にはZEB・ZEHの推進による省エネ改修が行われ、建築物のエネルギー効率向上が重要な投資内容となりました。

投資の効果と影響

設備投資により、事業の拡大や効率化が進み、特に省エネ改修によって建物のエネルギー効率が向上しました。これにより、一次消費エネルギーの削減や建築物省エネルギー性能表示制度での認証取得が可能となり、環境への貢献や競争力の強化が期待されます。