[1833] 奥村組 の財務・株価分析レポート

18330 – 奥村組 財務分析レポート

18330 – 奥村組 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、土木事業、建築事業、投資開発事業を主要な事業として展開しています。また、再生可能エネルギーによる発電・売電事業や建設資機材の製造・販売事業も行っています。

主要な事業分野

  • 土木事業
  • 建築事業
  • 投資開発事業
  • 再生可能エネルギー発電・売電事業
  • 建設資機材製造・販売事業
  • PFI事業

各事業分野の詳細

土木事業

当社及び関連会社である㈱オーゼットユーが土木事業を営んでいます。この事業では、道路や橋などのインフラ整備や建設が主な活動となります。

建築事業

㈱オーゼットユーが建築事業を担当しており、主に建物や施設の建設や改修工事を手がけています。

投資開発事業

太平不動産㈱を含む子会社が不動産の販売や賃貸に関する事業を行っています。この分野では、不動産市場の動向や需要に応じた開発プロジェクトが展開されます。

再生可能エネルギー発電・売電事業

石狩バイオエナジー㈱や平田バイオエナジー㈱が再生可能エネルギーによる発電・売電事業を行っています。主な事業内容は、バイオマスや太陽光などのエネルギー源を活用した電力の生産と販売です。

建設資機材製造・販売事業

奥村機械製作㈱が建設資機材の製造や販売を手がけています。この事業では、建設現場で使用される機械や設備の提供が主な活動となります。

PFI事業

加須農業集落排水PFI㈱を含む複数の子会社や関連会社がPFI事業を展開しています。これには、公共施設やインフラの運営・管理などが含まれます。

事業の特徴・強み

  • 多角的な事業展開: 土木、建築、不動産開発、再生可能エネルギー、建設資機材など、幅広い事業分野に参入しており、多角的な事業展開が特徴です。
  • 環境への配慮: 再生可能エネルギー事業の展開やPFI事業を通じた環境に配慮した取り組みが強みとなっています。

今後の展開・戦略

当社は、さらなる事業多角化や環境配慮型事業の拡大を目指し、持続可能な成長を目指す戦略を展開しています。特に、再生可能エネルギー分野やPFI事業の拡大が重要な戦略となるでしょう。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————-|—————-|——–|——————–|———-|———-|
| 奥村機械製作㈱ | 大阪市西淀川区 | 100 | 建設資機材の一部購入 | 100 | なし |
| 太平不動産㈱ | 東京都港区 | 20 | 投資開発事業 | 100 | なし |
| 石狩バイオエナジー | 石狩市 | 5 | 投資開発事業 | 50.0 | なし |
| 平田バイオエナジー | 福島県石川郡平田村 | 10 | 投資開発事業 | 56.0 | なし |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——–|——|——–|———-|———-|———-|
| – | – | – | – | – | – |

【注釈】

  • 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時系列で見ると、設備投資額は増加傾向にあります。特に大きな投資が行われたのは2020年03月期で、12,171百万円と最も高い金額が投資されました。投資の規模は年々増加しており、2020年03月期が最大であることが注目されます。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野は土木事業及び建築事業、不動産事業、投資開発事業であり、これらのセグメントにおいて設備投資が行われています。投資の目的は施工能力の向上や新設施設の取得、研究開発用機械の導入など多岐にわたります。特に石狩バイオマス発電事業に対する投資が目立ち、新規事業への投資も行われています。

投資の効果と影響

設備投資により事業の生産能力が拡大し、効率化が図られています。特に石狩バイオマス発電事業における投資は新たな収益源を生み出す可能性があります。一方で、施工能力向上による競争力強化や設備の更新によるコスト削減など、投資による成果も期待されます。課題としては、投資に伴うリスク管理や収益性の確保が挙げられます。