19090 – 日本ドライケミカル 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、防災設備の設計・施工・保守点検、消火器及び消火設備、消防自動車、自動火災報知設備の製造・販売、防災用品の仕入・販売などの防災事業を展開しています。
主要な事業分野
- 防災設備事業
- メンテナンス事業
- 商品事業
各事業分野の詳細
防災設備事業
防災設備事業では、建築防災設備、プラント防災設備、船舶防災設備の設計・施工、各種消防自動車の製造・販売を行っています。建築物やプラント、船舶などに適した防災設備を提供し、消防法や関連法規に基づいた設計・製造を行っています。
メンテナンス事業
メンテナンス事業では、各種防災設備の保守点検業務や修繕・改修工事を担当しています。定期的な点検や維持管理を通じて、建物所有者等に対する防災設備の適切な維持管理を支援しています。
商品事業
商品事業では、各種消火器の製造・販売、防災用品の仕入・販売を行っています。消火器や防災用品の販売代理店を通じて、市場に製品を提供しています。
事業の特徴・強み
- 総合防災企業: 当社グループは防災設備の設計から製造・販売、保守点検まで一貫して行う総合防災企業として、安心と安全を提供しています。
- 自社ブランド製品: 消火器、消火設備、自動火災報知設備などの製品のほとんどを自社ブランドで取り扱い、品質管理に力を入れています。
今後の展開・戦略
当社グループは、顧客層に応じた販売部門を組織し、防災設備事業、メンテナンス事業、商品事業の3つの営業種目に区分して事業を展開しています。今後も顧客ニーズに合わせた製品・サービスの提供を強化し、安全・安心な社会の実現に貢献していく戦略を展開しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————–|——————-|———–|——————————–|———-|———-|
| 北海道ドライケミカル株式会社 | 北海道札幌市白石区 | 30百万円 | 防災設備事業、メンテナンス事業、商品事業 | 100.0 | 有 |
| 日本ドライメンテナンス株式会社 | 千葉県千葉市中央区 | 10百万円 | メンテナンス事業 | 100.0 | 有 |
| M-tech株式会社 | 大韓民国京畿道安山市 | 850百万韓国ウォン | 商品事業 | 100.0 | 有 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————|———–|———–|——————————–|———-|———-|
| 株式会社イナートガスセンター | 千葉県山武市 | 60百万円 | 防災設備事業、メンテナンス事業 | 50.0 | 有 |
【注釈】
1. 特定子会社に該当しております。
2. NDC Korea㈱は、2023年6月7日付で、M-tech株式会社に社名変更しております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2016年03月期において、特に大きな投資が行われ、設備投資の総額は2,867百万円と最も高額であった。その後も2017年03月期や2022年03月期にも比較的大規模な投資が行われている。投資金額は年度によって変動があり、2018年03月期や2019年03月期は比較的低い水準で推移している。
投資の目的と内容
防災設備事業が主要な投資分野であり、消火設備や防災関連設備の拡充や更新が頻繁に行われている。他にも商品事業や車輌事業においても設備投資が行われており、金型の更新や設備の拡充が目立つ。投資の目的は主に設備の拡充や効率化、生産能力の向上にあり、特に防災設備の品質向上や生産性の向上が重視されている。
投資の効果と影響
設備投資により、生産能力や生産効率の向上が期待されている。特に防災設備の拡充や更新により、安全性の向上や顧客満足度の向上が見込まれる。一方で、投資額の変動や設備更新の頻度による財務面への影響も考慮すべき課題となる可能性がある。