[1914] 日本基礎技術 の財務・株価分析レポート

19140 – 日本基礎技術 財務分析レポート

19140 – 日本基礎技術 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、法面保護工事、ダム基礎工事、アンカー工事、重機工事、注入工事、維持修繕工事、環境保全工事などの建設関連事業を主に行っており、建設コンサルタント及び地質調査も提供しています。

主要な事業分野

  • 建設関連工事
  • 建設コンサルタント業務
  • 地質調査

各事業分野の詳細

建設関連工事

当社グループは、法面保護工事、ダム基礎工事、アンカー工事、重機工事、注入工事、維持修繕工事、環境保全工事などの建設関連工事を行っています。また、海外工事にも積極的に取り組んでおり、米国ネバダ州に子会社を設立するなど、グローバル展開も進めています。

建設コンサルタント業務

建設プロジェクトにおけるコンサルティング業務を提供しており、設計や施工管理、品質管理などの支援を行っています。特に都市部の地盤改良工事や海外工事において実績を持っています。

地質調査

地盤の状況や地質学的なデータの収集・解析を行う地質調査業務を提供しています。これにより、建設プロジェクトにおける地盤の安定性やリスクを評価し、適切な対策を提案しています。

事業の特徴・強み

  • 多岐にわたる建設関連工事の実績: 法面保護工事から環境保全工事まで幅広い分野で活動しており、幅広いニーズに対応可能。
  • グローバル展開の取り組み: 海外工事への積極的な参入や子会社設立を通じて、国内外での事業拡大を図っている。

今後の展開・戦略

当社グループは、さらなる海外市場への進出や技術力の向上を通じて、建設関連事業のグローバル展開を加速させることを戦略として掲げています。また、地盤改良技術の研究開発や環境保全工事への注力など、持続可能な事業展開にも注力しています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————–|————–|——–|————————————————|———-|———-|
| JAFEC USA,Inc. | 米国ネバダ州 | 6,704 | 建設業 | 100.0 | 有 |
| ㈱オーケーソイル | 東京都足立区 | 26 | 当社の業務に関連する工事を発注している。 | 100.0 | 有 |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————|———–|——–|————————————————|———-|———-|
| 日本施設管理㈱ | 大阪府吹田市 | 22 | ダム等施設の保守点検・運転管理業務、建設コンサルタント業および測量業 | 45.2 | 無 |
| ㈱オリオン計測 | 大阪府守口市 | 24 | 一般土木計測・解析・調査・設計、システムの構築 | 40.8 | 無 |

【注釈】
1. JAFEC USA,Inc.は特定子会社である。
2. JAFEC USA,Inc.については、売上高(連結会計相互期間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年03月期には、設備投資の総額は19億8,900万円であり、主に新大阪本社ビル用地や社屋、東京本社ビル内装什器等に投資が行われた。一方、2016年03月期には、設備投資の総額が24億8,200万円に増加し、投資マンションの土地や建物に大きな投資が行われた。

投資の目的と内容

設備投資は施工体制および管理部門の強化拡充を図るために実施されており、主な投資内容は新大阪本社ビル用地や社屋、投資マンションの土地や建物、大口径削孔機BG-30などの機械装置である。投資の目的は施工体制や管理部門の強化だけでなく、新規事業や生産能力の拡大にも関連している。

投資の効果と影響

設備投資により、施工体制や管理部門が強化され、新規事業や生産能力の拡大が実現されたと考えられる。一方で、投資額の増加に伴うリスクや効率化の課題なども考慮する必要がある。