19300 – 北陸電気工事 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、設備工事業を主要な事業内容としており、電気工事、電気通信工事、管工事、水道施設工事などを請負施工しています。その他にも不動産賃貸、クライミング施設の運営、リース事業、PFI事業なども展開しています。
主要な事業分野
- 設備工事業
- 不動産賃貸事業
- クライミング施設運営事業
- リース事業
- PFI事業
各事業分野の詳細
設備工事業
設備工事業では、電気工事、電気通信工事、管工事、水道施設工事、消防施設工事、土木工事を主に請負施工しています。電力供給設備に関する電気工事は親会社である北陸電力グループからの受託も行っています。
不動産賃貸事業
ホッコー商事㈱が不動産賃貸事業を展開しており、不動産の賃貸業務を行っています。
クライミング施設運営事業
Blue Sky㈱がクライミング施設の運営を行っており、スポーツ施設の運営に携わっています。
リース事業
PT AWINA RIKUDENKO SOLAR ENGINEERING INDONESIAがリース事業を行っており、様々な機器や設備のリース業務を提供しています。
PFI事業
大山ファースト㈱がPFI事業を展開しており、民間資金を活用して公共施設の整備や運営を行っています。
事業の特徴・強み
- 幅広い事業領域: 設備工事業から不動産賃貸、クライミング施設運営、リース、PFI事業まで多岐にわたる事業を展開している。
- 業界との連携: 電気工事など一部の業務では親会社や関連会社との連携を図り、業務を展開している。
今後の展開・戦略
今後は設備工事業を中心に技術力の向上と業務の効率化を図りつつ、新たな事業分野の開拓や既存事業の拡大を目指しています。特に再生可能エネルギー関連の事業への参入や海外展開など、グローバルな視点での事業展開を模索しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|————–|——–|————–|———-|———-|
| 北陸電力株式会社 | 富山県富山市 | 117,641| 発電・販売事業 | 50.2 | 1名 |
| ホッコー商事株式会社 | 富山県富山市 | 240 | 不動産賃貸業 | 100.0 | 3名 |
| 株式会社スカルト | 福井県福井市 | 30 | 電気工事業 | 100.0 | 1名 |
| 株式会社蒲原設備工業 | 新潟県燕市 | 20 | 管工事業 | 100.0 | 1名 |
| 株式会社日建 | 神奈川県横浜市西区 | 70 | 管工事業 | 100.0 | 1名 |
【持分法適用関連会社】
なし
【注釈】
1. 有価証券報告書を提出している。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2015年から2024年までの時期において、設備投資額は年によって異なり、最も大きな投資が行われたのは2018年の12億81百万円であった。一方で、2019年と2020年には投資額が急激に低下し、その後も比較的低い水準で推移している。投資は主に自己資金によって行われており、リース契約による資金調達は行われていない。
投資の目的と内容
主な投資分野は太陽光発電施設や安全体感施設、技術開発施設などであり、設備投資の目的は生産能力拡大や施設の新築・増改築、車両・工具器具の購入などが挙げられる。特に2017年には支店社屋の新築や車両・工具の購入が主な投資内容であった。投資の特徴としては、設備投資が事業の拡大や効率化に直結する内容であることが挙げられる。
投資の効果と影響
設備投資により事業所の建替えや新設施設の導入が行われ、生産能力や技術開発能力の向上が期待される。一方で、投資額の変動や投資内容の変化により、収益性や事業の安定性に影響を及ぼす可能性もある。将来的な成果や課題については、投資効果の定量的な評価や事業環境の変化による影響が注目される。