[2158] FRONTEO の財務・株価分析レポート

21580 – FRONTEO 財務分析レポート

21580 – FRONTEO 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループはAIソリューション事業とリーガルテックAI事業の2つの事業分野に焦点を当てて展開しています。

主要な事業分野

  • AIソリューション事業
  • リーガルテックAI事業

各事業分野の詳細

AIソリューション事業

AIソリューション事業では、以下の分野に特化した製品・サービスを提供しています:
1. AI創薬領域:DD-AIFを通じて、AIを活用した創薬支援サービスを提供し、創薬研究の効率化・加速化・成功確率向上に貢献しています。
2. AI医療機器領域:言語系AI医療機器の開発や、統合失調症診断支援AIプログラム、うつ病診断支援AIプログラムなどの製品開発を行っています。

リーガルテックAI事業

リーガルテックAI事業では、以下のサービスを提供しています:
1. eディスカバリサービス:eディスカバリのパイオニアとして、電子データの特定から処理、文書レビューまでワンストップでサービスを提供しています。
2. フォレンジックサービス:情報漏洩や内部不正の調査を行うフォレンジックサービスを提供し、KIBIT XAMINERを活用した人工知能搭載のソフトウェアを販売しています。

事業の特徴・強み

  • AI技術の活用:AI技術を事業の中心に据え、創薬支援や医療機器開発、eディスカバリ、フォレンジック調査など幅広い分野で活用している。
  • ワンストップサービス:eディスカバリやフォレンジックサービスでは、顧客のニーズに合わせて包括的なサービスを提供しており、顧客の負担を軽減している。

今後の展開・戦略

今後は以下の方向性に注力していく予定です:

  • AI技術の更なる発展:AI技術の研究開発を強化し、新たな製品・サービスの開発を進める。
  • グローバル展開:AIソリューション事業やリーガルテックAI事業を海外市場に展開し、国際的な顧客にサービスを提供する戦略を推進する。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————–|————–|———-|——————–|———-|———-|
| FRONTEO USA, Inc. | 米国カリフォルニア州 | 180,125米ドル | eディスカバリ関連事業 | 100.0 | 有 |
| FRONTEO Korea, Inc. | 韓国ソウル市 | 700,000千韓国ウォン | eディスカバリ関連事業 | 100.0 | 有 |
| FRONTEO Taiwan, Inc. | 台湾台北市 | 96,190千台湾ドル | eディスカバリ関連事業 | 100.0 | 有 |

【注釈】
1. 特定子会社に該当しております。
2. FRONTEO USA, Incについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2016年03月期から2020年03月期にかけて、設備投資額が増加し、特に2019年03月期に966,665千円、2020年03月期に970,971千円と最大規模の投資が行われました。投資は主に電子証拠開示支援ソフトウェアの開発やAI関連設備への投資が中心であり、頻度は毎年実施されています。

投資の目的と内容

主な投資分野は電子証拠開示支援ソフトウェアの開発やAI関連設備であり、主な目的は新技術の開発や事業拡大を図ることです。特にAIソリューション事業とリーガルテックAI事業に重点が置かれており、ビジネスインテリジェンス分野やライフサイエンス分野におけるソフトウェア開発が行われています。

投資の効果と影響

設備投資により、新技術の開発や生産能力の向上が期待されており、特にAI関連分野での成果が注目されています。また、設備投資によって事業の競争力強化や市場シェア拡大が見込まれますが、新技術導入に伴う課題やリスクも考慮する必要があります。