21600 – ジーエヌアイグループ 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、医薬品事業と医療機器事業に分かれており、中国市場や米国市場を中心に事業展開を行っています。
主要な事業分野
- 医薬品事業
- 医療機器事業
各事業分野の詳細
医薬品事業
医薬品事業では、主力製品としてアイスーリュイやF351などの開発化合物の研究開発と製造販売を行っています。主要な関連会社には上海ジェノミクス有限公司や北京コンチネント薬業有限公司などがあります。
医療機器事業
医療機器事業では、生体材料や医療機器の開発と製造販売を主な業務としています。主要な関連会社にはBerkeley Advanced Biomaterials LLCやBerkeley Biologics LLCなどがあります。
事業の特徴・強み
- 中国市場と米国市場に焦点を当てた事業展開
- 医薬品事業と医療機器事業の両面を持つ多角的な事業展開
今後の展開・戦略
今後は、研究開発による新製品の開発やグローバル市場での事業拡大を重点的に推進していく戦略を展開しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————————–|—————-|————–|————————————|———-|———-|
| 上海ジェノミクス有限公司 | 中国上海市 | 203,751,118 | 医薬品事業 | 100.00 | あり |
| 北京コンチネント薬業有限公司 | 中国北京市 | 71,674,476 | 医薬品の開発・製造・販売 | 65.18 | あり |
| GNI Hong Kong Limited | 中国香港 | 32,640,000 | 子会社の管理、研究開発 | 100.00 | あり |
| Cullgen (Shanghai), Inc. | 中国上海市 | 330,426,935 | 創薬事業 | 60.20 | あり |
| GNI USA, Inc. | 米国デラウェア州| 109,561,930 | 株式等保有、新薬開発 | 100.00 | あり |
| Cullgen Inc.(注) | 米国カリフォルニア州| 15,003,642| 創薬事業 | 60.20 | あり |
| Gyre Therapeutics, Inc. | 米国カリフォルニア州| 433,386,688| 医薬品の開発 | 84.32 | あり |
| Berkeley Advanced Biomaterials LLC| 米国カリフォルニア州| 8,533,467| 医療機器(生体材料)の開発・製造・販売| 100.00| あり |
| Berkeley Biologics LLC | 米国カリフォルニア州| 17,350,693 | オーソバイオロジクス製品の開発・製造・販売| 100.00| あり |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————————-|—————-|————–|————————————|———-|———-|
| Berkeley Advanced Biomaterials Inc.(注)| 米国カリフォルニア州| 未記載| 未記載 | 未記載 | 未記載 |
【注釈】
1. 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 北京コンチネント薬業有限公司、上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、Cullgen (Shanghai), Inc.、GNI USA, Inc.、Cullgen Inc.、Gyre Therapeutics, Inc.及びBerkeley Biologics LLCについては、特定子会社に該当しております。なお、その他14社のうち、上海ジェノミクステクノロジー有限公司及びBerkeley Advanced Biomaterials Inc.が特定子会社に該当しております。
3. 以下の連結子会社については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
4. 債務超過会社で債務超過の額は、2024年12月末時点で8,351,569千円となっております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2014年12月期から2024年12月期にかけて、当社グループは医薬品事業における生産設備及び研究開発設備に重点を置いた設備投資を実施しています。特に2023年12月期と2024年12月期には、設備投資額が急増し、1,273,154千円と522,835千円に達しました。投資の頻度は毎年のように行われており、継続的な設備投資が行われています。
投資の目的と内容
当社グループの主要な投資分野は医薬品事業であり、生産設備及び研究開発設備に焦点を当てています。設備投資の目的は、生産能力の拡大や製品品質の向上、新製品の開発などが挙げられます。投資の特徴は、安定した収益を生み出す医薬品事業に対する積極的な投資姿勢であり、将来の成長を見据えた戦略的な投資が行われています。
投資の効果と影響
設備投資により、医薬品事業の生産能力が拡大し、製品の品質や効率が向上しています。これにより、市場競争力の強化や収益の増加が期待されます。一方で、急激な設備投資による資金調達やリスク管理の課題も考慮する必要があります。