21800 – サニーサイドアップグループ 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、PR発想を軸にあらゆるコミュニケーション手法を用いて様々な課題を解決する「PRコミュニケーショングループ」として活動しています。主要な事業として、ブランドコミュニケーション事業、フードブランディング事業、ビジネスディベロップメント事業を展開しています。
主要な事業分野
- ブランドコミュニケーション事業
- フードブランディング事業
- ビジネスディベロップメント事業
各事業分野の詳細
ブランドコミュニケーション事業
ブランドコミュニケーション事業では、マーケティングやコミュニケーションに関するソリューションを提供し、キャンペーン企画などを通じて消費者の購入意思決定を促進します。企画力やメディアネットワーク、自社コンテンツの活用が強みです。
フードブランディング事業
フードブランディング事業では、オーストラリア発のダイニングブランド「bills」のブランディングや海外店舗の管理・運営を手掛けています。PR発想を活用し、パンケーキブームを生み出すなど、国内外で店舗展開を行っています。
ビジネスディベロップメント事業
ビジネスディベロップメント事業では、新規事業の開発・創出を通じて事業領域を拡大し、新たな収益基盤の構築を目指しています。
事業の特徴・強み
- ブランドコミュニケーション事業では、企画力とメディアネットワークを活用したソリューション提供が強み。
- フードブランディング事業では、オールデイダイニングブランドのブランディングや海外展開において、PR発想を活用して成長を遂げている。
今後の展開・戦略
当社グループは、事業間やグループ会社間の連携によるシナジー効果を追求し、企業価値の向上を目指しています。今後は、ブランドコミュニケーション事業を中核として持続的な成長を図りつつ、新規事業の開発にも注力していく戦略を展開しています。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————|————–|————-|————————–|———-|———-|
| ㈱サニーサイドアップ | 東京都渋谷区 | 50百万円 | ブランドコミュニケーション | 100.0 | あり |
| ㈱フライパン | 東京都渋谷区 | 30百万円 | フードブランディング | 51.0 | あり |
| ㈱クムナムエンターテインメント | 東京都渋谷区 | 30百万円 | ブランドコミュニケーション | 100.0 | あり |
| SUNNY SIDE UP KOREA.INC | 韓国 | 100百万韓国ウォン | フードブランディング | 100.0 | あり |
| 株式会社エアサイド | 東京都渋谷区 | 10百万円 | ブランドコミュニケーション | 100.0 | あり |
| 株式会社グッドアンドカンパニー | 東京都渋谷区 | 30百万円 | ビジネスディベロップメント | 100.0 | あり |
| 株式会社サニーサイドエックス | 東京都渋谷区 | 25百万円 | ビジネスディベロップメント | 100.0 | – |
| 株式会社ステディスタディ | 東京都渋谷区 | 10百万円 | ブランドコミュニケーション | 100.0 | あり |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————|———-|———-|————————–|———-|———-|
| 株式会社AnyUp | 東京都港区 | 40百万円 | ブランドコミュニケーション | 49.0(49.0) | – |
【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3. 特定子会社に該当しております。
4. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
5. ㈱サニーサイドアップについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
6. ㈱フライパンについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
7. 債務超過会社で債務超過の額は、2024年6月末時点で、SUNNY SIDE UP KOREA.INCが156,490千円となっております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2017年06月期において、設備投資の金額が291,009千円と最も大きく、急激な増加が見られます。2015年から2020年までの間に設備投資は増加傾向にありましたが、2020年から2022年にかけて急激に減少しました。
投資の目的と内容
主要な投資分野は建物や工具、器具及び備品であり、特にbills事業やマーケティング&コミュニケーション事業に焦点が当てられています。投資の目的は、店舗設備の拡充や新規店舗開設、本社設備の更新などが挙げられます。特に2017年06月期以降は、bills事業の店舗設備への投資が顕著であり、海外展開や店舗拡大に重点が置かれています。
投資の効果と影響
設備投資により、bills事業やマーケティング&コミュニケーション事業の生産能力が拡大し、業務効率が向上したと考えられます。一方で、急激な投資減少期においては、事業の成長や新規事業展開に対する課題が生じる可能性があります。投資の効果を最大化するためには、投資計画の適切な見直しやリスク管理が重要です。