22150 – 第一屋製パン 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
事業内容
事業の概要
当社の企業集団は、食品事業と不動産事業を主軸として展開しています。食品事業ではパン類や和洋菓子の製造販売を行い、不動産事業では土地や建物の賃貸を主な事業としています。
主要な事業分野
- 食品事業
- 不動産事業
各事業分野の詳細
食品事業
食品事業はパン部門と和洋菓子部門から成り立っています。パン部門では原材料を豊田通商㈱から購入し、製造から販売までを行っています。和洋菓子部門も同様に原材料を購入し、製造から販売までを担当しています。その他の食品については、原材料の一部を豊田通商㈱から購入し、スリースター製菓㈱で製造し、㈱ファースト・ロジスティックスで配送を行っています。
不動産事業
不動産事業では、当社所有の土地や建物を賃貸して収益を上げています。
事業の特徴・強み
- 食品事業と不動産事業の双方を展開しており、安定した収益源を確保している。
- 製造から販売、配送まで一貫して行うことで、効率的なビジネス運営が可能。
今後の展開・戦略
今後は、食品事業の品質向上や不動産ポートフォリオの拡大などに重点を置き、収益の安定化と成長を目指す戦略を展開していく予定です。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|—————-|——–|——————————|———-|———-|
| スリースター製菓㈱ | 東京都小平市 | 99 | クッキー及び菓子類・その他食品の製造販売 | 100 | 5名 |
| ㈱ベーカリープチ | 東京都小平市 | 80 | パン類の製造販売 | 100(18.75) | 1名 |
| ㈱ファースト・ロジスティックス | 東京都小平市 | 50 | 製品等の配送 | 100 | 3名 |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————–|—————-|——–|————————————————————|———-|———-|
| 豊田通商㈱ | 愛知県名古屋市中村区 | 64,936 | 各種物品の国内取引、輸出入取引、外国間取引、建設工事請負、各種保険代理業務等 | 33.48 | – |
【注釈】
1. 上記の子会社のうちスリースター製菓㈱及び㈱ファースト・ロジスティックスは特定子会社に該当いたします。
2. 「議決権の所有割合」欄の( )内書は、間接所有割合であります。
3. 豊田通商㈱は有価証券報告書の提出会社であります。
4. ㈱ベーカリープチは、2022年12月末をもって当社の横浜工場を閉鎖したことに伴い、事業活動を停止しております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2014年から2024年までの設備投資を見ると、投資額は年々変動しており、特に2019年に836百万円という大規模な投資が行われました。投資の頻度は毎年行われており、投資の目的に応じて金額や内容が調整されています。
投資の目的と内容
主な投資目的は生産設備の合理化、品質の安定、生産効率の向上であり、2018年以降は包餡ラインや空調設備の更新工事、和洋菓子部門の生産設備の新設などが行われています。特に2019年以降は食品事業に関連する設備投資が増加しています。
投資の効果と影響
設備投資により生産効率が向上し、品質の安定化が図られています。また、不動産事業の売却による固定資産売却益も計上されており、資産の最適化が進んでいることが示唆されます。投資による事業への影響は、生産能力の拡大や競争力の強化に繋がっていると考えられます。