22880 – 丸大食品 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは、加工食品事業と食肉事業を主要な事業とし、保険代行事業などのサービス業務も提供しています。
主要な事業分野
- 加工食品事業
- 食肉事業
- その他サービス業務(保険代行事業など)
各事業分野の詳細
加工食品事業
加工食品事業では、ハム・ソーセージや調理加工食品の製造と販売を行っています。当社の他にも戸田フーズ㈱、安曇野食品工房㈱、トーラク㈱などが関与しています。
食肉事業
食肉事業では、食肉(牛肉、豚肉、鶏肉など)の加工と販売を行っています。丸大ミート㈱、丸大フード㈱、㈱ミートサプライなどが事業に参加しています。
その他サービス業務
保険代行事業などのサービス業務は、㈱丸大サービスが担当しています。
事業の特徴・強み
- 多角的な事業展開: 加工食品事業と食肉事業を中心に、保険代行事業など多様なサービスを提供している。
- 連携体制の強化: グループ内の異なる企業が連携し、製造から販売までの一貫した体制を構築している。
今後の展開・戦略
今後は、新商品開発や販売網の拡大に注力し、顧客ニーズに合った商品の提供を強化していく戦略を展開していきます。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————–|——————|——–|—————-|———-|———-|
| 北海道丸大食品㈱ | 北海道岩見沢市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 東北丸大食品㈱ | 岩手県花巻市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 信越丸大食品㈱ | 新潟県上越市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 中部丸大食品㈱ | 三重県松阪市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 中四国丸大食品㈱ | 広島県三次市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 九州丸大食品㈱ | 佐賀県唐津市 | 100 | 加工食品事業 | 100.0 | ― |
| 戸田フーズ㈱ | 埼玉県戸田市 | 349 | 加工食品の仕入等 | 100.0 | 1人 |
| 安曇野食品工房㈱ | 長野県松本市 | 495 | ― | 100.0 | ― |
| トーラク㈱ | 神戸市東灘区 | 90 | ― | 100.0 | ― |
| ㈱マルシンフーズ | 栃木県真岡市 | 100 | ― | 100.0 | ― |
| ㈱パイオニアフーズ | 北海道虻田郡京極町 | 360 | ― | 63.11 | ― |
| ㈱梅屋 | 和歌山県田辺市 | 37 | ― | 92.7 | ― |
| 八幡食品㈱ | 香川県観音寺市 | 50 | ― | 100.0 | ― |
| ホルンマイヤー㈱ | 大阪府高槻市 | 340 | 加工食品の販売委託 | 100.0 | ― |
| 丸大フード㈱ | 大阪市西成区 | 80 | 加工食品事業、食肉事業 | 100.0 | ― |
| ㈱丸大フードサプライ | 東京都江東区 | 90 | ― | 100.0 | ― |
| 丸大ミート㈱ | 東京都大田区 | 30 | 食肉事業 | 100.01 | ― |
| ㈱ミートサプライ | 大阪府高槻市 | 30 | ― | 100.0 | ― |
| ㈱マーベストトレーディング | 大阪府高槻市 | 20 | ― | 100.01 | ― |
| ㈱丸大サービス | 大阪府高槻市 | 95 | その他 | 100.01 | ― |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|——————|——–|—————-|———-|———-|
| Betagro MF Deli Co.,Ltd. | タイ王国ロブリ県 | 330,000 | 加工食品事業 | 20.0 | ― |
【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2. 特定子会社であります。
3. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4. 債務保証を行っております。
5. 丸大ミート㈱、戸田フーズ㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2017年から2018年にかけて特に大きな投資が行われ、投資額は98億80百万円から108億50百万円へと増加しました。その後は投資額が減少傾向にあり、2024年には4,122百万円にまで低下しています。投資の頻度は毎年行われており、継続的な投資が行われていることがわかります。
投資の目的と内容
主要な投資分野は生産設備の増強、合理化、品質向上であり、基幹システムの構築も重要な投資対象となっています。投資の目的は生産能力の拡大や効率化、品質向上にあり、新規事業への投資は見られません。投資の特徴としては、安定的な設備投資が行われており、業務の効率化や品質向上に重点が置かれていることが挙げられます。
投資の効果と影響
設備投資により生産設備の増強や合理化が進み、品質向上も図られています。これにより事業の競争力が向上し、市場での地位を強化しています。一方で、投資額の減少や効果の定量的な評価が必要な課題も浮上しています。