[2325] NJS の財務・株価分析レポート

23250 – NJS 財務分析レポート

23250 – NJS 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、水と環境に関連するニーズに応える「水と環境のソリューションパートナー」として、国内・海外の上水道、下水道、環境関連業務を主な事業内容として展開しています。

主要な事業分野

  • 国内業務
  • 海外業務

各事業分野の詳細

国内業務

国内及び海外で以下の事業を展開しています:
1. 上下水道等のインフラに関するコンサルティングとソフトウェアの開発・提供
2. 調査・設計・施工管理・経営コンサルティング
3. 防災減災対策、環境計画、環境アセスメント
4. 上下水道等の事業運営に関するサポート業務
5. 住民サービス・財務会計処理・総合施設管理
6. 企業会計移行・官民連携サービス・経営改善支援
7. 上下水道等の海外コンサルティング事業
8. 不動産の賃貸、売買及び管理

海外業務

海外において、NJS USA Inc.、NJS CONSULTANTS(OMAN),L.L.C.、NJS ENGINEERS INDIA PVT.LTD.を通じて事業を展開しています。

事業の特徴・強み

  • 水と環境のソリューションパートナーとして、幅広いニーズに対応可能
  • 国内外での総合的なサービス提供により、顧客の多様な要求に応えることができる

今後の展開・戦略

今後は、技術革新やグローバル展開を通じて、水と環境に関連するサービスの拡大を図り、持続可能なビジネスモデルの構築に注力する予定です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————-|—————-|———-|————————————————|———-|———-|
| ㈱水道アセットサービス | 東京都港区 | 100,000 | カスタマーサービス、財務・インフラ・環境マネジメントサービス、各種業務デジタル化支援サービス | 100.0 | あり |
| オリオンプラントサービス㈱ | 東京都台東区 | 30,000 | 公共施設向け電気設備全般の設計業務 | 100.0 | あり |
| 日本X線検査㈱ | 東京都大田区 | 11,000 | 鋼構造物及びコンクリート構造物の非破壊検査及び診断調査 | 100.0 | あり |
| ㈱クリンパートナーズ | 須崎高知県須崎市 | 30,000 | 須崎市公共下水道施設等の運営 | 54.0 | あり |
| ㈱北王インフラサイエンス | 北海道帯広市 | 50,000 | 上下水道、農業用排水施設、発送電施設、道路、橋梁、プラント等インフラの調査点検事業 | 90.0 | あり |
| ㈱FINDi | 東京都港区 | 300,000 | インフラ施設の点検、調査、解析及び診断等のサービス、インフラ施設の点検調査機器の開発、販売、賃貸及び保守 | 90.0 | あり |
| 冨洋設計㈱ | 東京都墨田区 | 45,000 | 上下水道、農業土木、環境等に関する調査、計画及び工事監理業務 | 100.0 | – |
| ㈱ドート | 北海道札幌市東区 | 10,000 | 上下水道管路の設計、コンサルティング業務 | 100.0 | あり |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————————–|————–|——–|————————————————|———-|———-|
| NJS USA Inc. | 米国コビーナ市 | 507千 | 米国における都市開発などのコンサルティング業務 | 100.0 | あり |
| NJS CONSULTANTS (OMAN),L.L.C. | オマーン国マスカット市 | 100千 | オマーン国における上下水道事業、環境その他の総合コンサルティング業務 | 100.0 | – |
| NJS ENGINEERS INDIA PVT.LTD. | インド国プネ市 | 189,600千 | インド国における環境改善事業、上下水道事業、その他の総合コンサルティング業務 | 100.0 | あり |

【注釈】
1. ㈱水道アセットサービスは当社の業務委託先であり、案件受注の協力関係にある。
2. オリオンプラントサービス㈱は当社の業務委託先であり、債務の保証を行っている。
3. NJS CONSULTANTS (OMAN),L.L.C.は現在清算中です。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年12月期に特に大きな投資が行われ、総額200,828千円でありました。その後も2019年12月期から2022年12月期にかけて継続的に投資が増加し、2021年12月期には総額807,722千円に達しました。国内業務における投資額が大きく、特に2022年12月期に国内業務で878,117千円の投資が行われました。

投資の目的と内容

主要な投資分野は国内業務であり、特に本社新事務所や富久ビルのリニューアル工事に投資が集中しています。投資の目的は施設の拡充や改善、新事業の展開などであり、2019年12月期以降は海外業務への投資も増加しています。投資の特徴は国内業務に重点が置かれつつも、海外業務への投資も着実に増加している点です。

投資の効果と影響

投資により事業の拡大や効率化が図られ、特に国内業務の施設改善や新事業展開による影響が顕著です。一方、2023年12月期に賃貸不動産の売却が行われ、売却益が計上されました。投資の成果としては、施設の近代化や事業領域の拡大が挙げられますが、売却による一時的な収益も見られます。