[2354] YE DIGITAL の財務・株価分析レポート

23540 – YE DIGITAL 財務分析レポート

23540 – YE DIGITAL 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは情報サービスの提供を主な事業内容としており、ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業の2つの事業を展開しています。

主要な事業分野

  • ビジネスソリューション事業
  • IoTソリューション事業

各事業分野の詳細

ビジネスソリューション事業

ビジネスソリューション事業では、企業向け基幹システムの構築、移動体通信事業者向けシステム開発、健康保険者向けソリューションシステムの提供、ネットワーク/システム基盤の設計・開発、アウトソーシングサービスなどを行っています。

IoTソリューション事業

IoTソリューション事業では、物流DXソリューションの構築、IoTソリューションの構築(畜産DX/スマートシティ向け等)、AI・ビッグデータ分析、セキュリティ関連製品の開発、製品組込ソフトの開発、医療機器の制御用ソフトやアプリケーションソフトの開発、産業用/公共用の制御系アプリケーションシステムの構築、自治体向け情報通信基盤の構築・運営などを行っています。

事業の特徴・強み

  • 総合的な情報サービス提供: 当社グループは情報サービスの総合的な提供を事業内容としており、幅広い分野に対応しています。
  • 技術力の活用: IoT、AI・ビッグデータ分析技術を活用したソリューションや組込・制御システムの受託開発を行い、先端技術を活かしたサービスを提供しています。

今後の展開・戦略

当社グループは、ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業を中心に事業を展開し、技術革新や顧客ニーズの変化に柔軟に対応しながら成長を目指しています。将来的には新たな技術やサービスの開発を積極的に行い、市場での競争力を維持・強化することが重要な戦略となります。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————–|——————-|———–|————————————————|———-|———-|
| 株式会社YE DIGITAL Kyushu | 福岡県北九州市小倉北区 | 20,000千円 | ソフトウエアの開発情報処理システム・機器の運用・保守(ビジネスソリューション事業) | 96.7 | あり |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|——————-|———–|—————————————-|———-|———-|
| 株式会社アイキューブデジタル | 福岡県北九州市小倉北区 | 350,000千円 | ソフトウエアの受託開発等及び技術出向者の派遣 | 40.0 | なし |

【注釈】
1. 有価証券報告書を提出しております。
2. 2023年11月17日開催の取締役会において、YE DIGITAL, Inc.の解散を決議しております。現地の法令に従い、必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定であります。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2015年から2024年までの時期において、設備投資額は増加傾向にありました。特に2018年02月期と2021年02月期には、それぞれ351,076千円と647,740千円という大きな投資が行われました。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資目的は開発生産性の向上やコストパフォーマンスの改善であり、開発用機器の導入や基幹システム構築が中心でした。投資分野はビジネスソリューション事業、IoTソリューション事業、医療・公益ソリューション事業など幅広く、特にIoTソリューション事業への投資が増加傾向にありました。

投資の効果と影響

設備投資により、事業部門ごとの生産性や効率が向上し、新たな事業展開や成長が促進されました。一方で、本社移転に伴う設備投資や売却による資産の変動など、事業に影響を与える要因も存在しました。