23840 – SBSホールディングス 財務分析レポート
営業利益・純利益と営業利益率の推移
PER推移
キャッシュフロー推移
負債・純資産推移
貸借対照表比較
利益・配当推移
利益・配当散布図
在庫回転率の推移
セグメント別利益の推移
事業内容
事業の概要
当社グループは持株会社制を導入し、物流を中核事業として、物流支援事業や不動産事業、その他事業を展開しています。持株会社としてグループ戦略の立案・決定を行い、各種共通サービスを提供しています。
主要な事業分野
- 物流事業
- 不動産事業
- その他事業
各事業分野の詳細
物流事業
物流改革の提案や物流業務の受託、3PLや4PL事業、食品物流事業、運送事業、即配サービス事業、国際物流事業、物流コンサルティング事業などを展開。関連会社にはSBS東芝ロジスティクス㈱、SBSリコーロジスティクス㈱などがある。
不動産事業
オフィスや倉庫などの施設を賃貸し、物流施設の開発・販売を行う事業。関連会社にはSBSロジコム㈱、SBSアセットマネジメント㈱などがある。
その他事業
人材事業、環境事業、マーケティング事業、太陽光発電事業などを展開。関連会社にはSBSスタッフ㈱、マーケティングパートナー㈱などがある。
事業の特徴・強み
- 物流事業では、企業間物流の総合的な提供や国際物流事業など幅広いサービスを展開。
- 不動産事業では、施設の賃貸や開発・販売を通じて収益を確保。
- その他事業では、人材派遣や環境事業など多角的な事業展開が特徴。
今後の展開・戦略
当社は物流を中心に事業を展開し、物流事業の差別化と充実を図ることで競争力を強化していく戦略を採用しています。また、持株会社としてグループ全体の戦略的な方向性を示し、各事業分野での成長を促進することが重要となります。
関連会社情報
【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————————-|——————|——–|————–|———-|———-|
| ㈱KMKホールディングス | 東京都渋谷区 | 10 | 投資業 | 50.0 | あり |
| ㈱鎌田企画 | 東京都渋谷区 | 10 | 投資業、不動産の所有、管理 | 50.0 | あり |
【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|————|——————|——–|———-|———-|———-|
| ㈱ゼロ | 神奈川県川崎市幸区 | 3,390 | 物流事業 | 21.6 | あり |
【注釈】
1. 「主要な事業の内容」欄には、主にセグメントの名称を記載しております。
2. 議決権の所有割合の( )書きは、間接所有割合を内数で示しております。なお、数字は小数点第二位以下を切り捨てて表示しております。
3. 特定子会社に該当しております。
4. 有価証券報告書を提出しております。
5. SBS東芝ロジスティクス㈱、SBSリコーロジスティクス㈱、SBSロジコム㈱及びSBSフレック㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
設備投資分析
設備投資の分析
投資の時期と規模
2014年から2024年までの時期において、設備投資の総額は年々変動しており、最も大きな投資が行われたのは2022年の17,859百万円であった。一方、最も少ない投資額は2017年の9,576百万円であった。投資の頻度は毎年行われており、物流事業への投資が最も多く、継続的な更新や増設が行われている。
投資の目的と内容
主要な投資分野は物流事業であり、物流施設の建設や車両の更新が中心となっている。不動産事業では主に賃貸用不動産の修繕や新設が行われており、その他事業では太陽光発電設備の導入や増設が行われている。投資の目的は主に生産能力の拡大や効率化、新規事業の展開などであり、特に物流施設や車両の更新に重点が置かれている。
投資の効果と影響
設備投資により、物流事業の拡充や効率化が進み、生産性の向上が期待される。また、太陽光発電設備の導入により環境への配慮も行われている。一方で、2022年に発生した火災による設備の滅失は影響を及ぼす可能性があるため、リスク管理が重要である。