[2436] 共同ピーアール の財務・株価分析レポート

24360 – 共同ピーアール 財務分析レポート

24360 – 共同ピーアール 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、PR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業の3事業を展開しています。

主要な事業分野

  • PR事業
  • インフルエンサーマーケティング事業
  • AI・ビッグデータソリューション事業

各事業分野の詳細

PR事業

PR事業は、企業等が一般社会との良好な関係を築くための活動であり、主な業務にはPR戦略策定、パブリシティ業務、危機管理広報対応支援、記者発表会、PRイベントなどが含まれます。サービスはリテイナー(長期契約による広報支援)、スポット(短期広報支援)、ペイドパブリシティ(特定ページ購入による記事掲載)の3種類に分類されます。

インフルエンサーマーケティング事業

インフルエンサーマーケティング事業は、SNS上で影響力のあるインフルエンサーを活用し、企業製品やサービスの紹介を行うマーケティング手法です。当社グループのクリエイターが企業情報を発信し、企業価値の向上に貢献しています。

AI・ビッグデータソリューション事業

AI・ビッグデータソリューション事業では、独自のデータ収集ツールを使用し、Web上のデータを収集・分析・可視化してマーケティングデータとして提供しています。また、人工知能技術を活用してデータを分析し、企業の意思決定を支援しています。

事業の特徴・強み

  • PR事業では、広報活動支援や危機管理広報対応支援など包括的なサービスを提供しており、幅広いニーズに対応可能。
  • インフルエンサーマーケティング事業では、SNS上での情報拡散や企業価値向上に効果的な手法を提供。
  • AI・ビッグデータソリューション事業では、データ収集・分析・可視化を一貫して提供し、効果的なビジネス意思決定を支援。

今後の展開・戦略

当社グループは、デジタルマーケティングの重要性が高まる中、PR事業とAI・ビッグデータソリューション事業の連携を強化し、より効果的なマーケティングソリューションの提供に注力する戦略を展開しています。また、インフルエンサーマーケティング事業では、新たなクリエイターとの提携を通じて事業拡大を図る予定です。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|———————|————–|——–|————————-|———-|———-|
| 共和ピー・アール株式会社 | 東京都中央区 | 10 | PR事業 | 100.0 | あり |
| 株式会社マンハッタンピープル | 東京都中央区 | 25 | PR事業 | 100.0 | あり |
| 株式会社ULM | 東京都港区 | 1 | PR事業 | 100.0 | あり |
| 株式会社VAZ | 東京都中央区 | 2 | インフルエンサーマーケティング事業 | 40.2 | あり |
| 株式会社KOLTECH | 東京都中央区 | 10 | インフルエンサーマーケティング事業 | 40.2 | あり |
| 株式会社キーウォーカー | 東京都港区 | 67 | AI・ビッグデータソリューション事業 | 61.4 | あり |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|—————-|————–|——–|————-|———-|———-|
| 株式会社スペース・バジル | 東京都中央区 | 3 | PR事業 | 30.0 | あり |
| 株式会社アーツエイハン | 東京都新宿区 | 49 | 映像制作事業 | 33.4 | – |

【注釈】
1. 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
2. 特定子会社に該当しております。
3. 株式会社VAZについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報のうち、インフルエンサーマーケティング事業の売上高に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2016年12月期と2021年12月期に特に大きな投資が行われました。2016年には35,568千円、2021年には179,860千円の投資が行われ、その後も一定の規模で投資が続いています。投資金額は年によって変動がありますが、総じて安定した投資が行われています。

投資の目的と内容

主要な投資分野は本社事務所の設備整備やパソコン・ソフトウェアであり、これらの投資は効率化や業務改善を目的としています。また、2022年12月期以降は新たな事業分野への投資も行われており、PR事業やインフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業への投資が増加しています。

投資の効果と影響

設備投資により、事業の競争力強化や新規事業展開が進んでいます。特に新規事業分野への投資が増加しており、これにより事業の多角化や成長が期待されます。一方で、設備投資による収益性や効果の評価が重要であり、投資成果を定量的に評価する仕組みの構築が課題となる可能性があります。