[1443] 技研ホールディングス の財務・株価分析レポート

14430 – 技研ホールディングス 財務分析レポート

14430 – 技研ホールディングス 財務分析レポート

作成日: 2025年07月07日

営業利益・純利益と営業利益率の推移

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

PER推移

PER推移グラフ

キャッシュフロー推移

キャッシュフロー推移グラフ

負債・純資産推移

負債・純資産推移グラフ

貸借対照表比較

貸借対照表比較グラフ

利益・配当推移

利益・配当推移グラフ

利益・配当散布図

利益・配当散布図

在庫回転率の推移

在庫回転率の推移グラフ

セグメント別利益の推移

セグメント別利益の推移グラフ

事業内容

事業の概要

当社グループは、土木・建築関連の工事請負、消波根固ブロック製造用鋼製型枠の貸与、コンクリート二次製品及び建設資機材の販売などを主要業務として展開しています。

主要な事業分野

  • 土木関連事業
  • 建築関連事業
  • 型枠貸与関連事業
  • その他(海外事業、賃貸収入、発電・売電事業)

各事業分野の詳細

土木関連事業

法面保護・急傾斜対策工事などの土木工事の設計・施工を技研興業株式会社が請負しています。

建築関連事業

放射線・電磁波・磁気・音響・防音施設などのトータルエンジニアリングを技研興業株式会社が請負し、建築工事用資材の販売も行っています。

型枠貸与関連事業

消波根固用コンクリートブロック製造用の鋼製型枠を賃貸し、コンクリート二次製品や建設資材の販売を行っています。また、連結子会社の日動技研株式会社は建設資材のレンタル・販売も行っています。

その他

海外事業、事務所用テナントビルの賃貸収入、太陽光発電・売電事業なども展開しています。

事業の特徴・強み

  • 多角的な事業展開: 土木・建築関連の工事からコンクリート製品販売、太陽光発電まで幅広い事業を展開している。
  • 環境・景観に配慮した製品提供: コンクリート二次製品や建設資材の販売において、環境や景観に配慮した製品を提供している。

今後の展開・戦略

当社は引き続き環境配慮型の事業展開を強化し、技術革新やグローバル展開を通じて成長を目指す戦略を展開しています。また、新たな市場への進出やサービスの拡充を通じて収益性の向上を図る方針を持っています。

関連会社情報

【連結子会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|————–|——–|————————————————|———-|———-|
| 技研興業株式会社 | 東京都千代田区 | 102,000 | 土木、建築工事及び消波ブロックの製造用型枠の貸与並びに販売 | 100.0 | – |
| 日動技研株式会社 | 東京都中野区 | 85,000 | 建築資材のレンタル及び販売 | 100.0 | – |
| 有限会社筑波工業 | 埼玉県入間市 | 19,000 | 土木建築資材の製造・貸与・販売 | 100.0 | – |
| 株式会社アゼモトメディカル | 東京都千代田区 | 30,000 | 医療機器システムの開発・販売 | 100.0 | – |

【持分法適用関連会社】
| 会社名 | 住所 | 資本金 | 事業内容 | 所有割合 | 役員兼任 |
|——————|————–|——–|————————|———-|———-|
| フリージア・マクロス株式会社 | 東京都千代田区 | 2,077,766 | 土木試験機等の製造・販売 | – | 有り |
| 夢みつけ隊株式会社 | 東京都千代田区 | 534,204 | カタログ通信販売 | – | 有り |

【注釈】
1. 連結子会社の主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2. 議決権の所有(被所有)割合の( )内は間接所有割合で内数であります。
3. フリージア・マクロス株式会社及び夢みつけ隊株式会社は有価証券報告書を提出しております。
4. 技研興業株式会社は、特定子会社であります。
5. 技研興業株式会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

設備投資分析

設備投資の分析

投資の時期と規模

2018年03月期から2024年03月期までの設備投資を見ると、2018年03月期に575,478千円、2023年03月期に1,122,009千円と特に大きな投資が行われました。投資金額は年によって変動がありますが、総じて増加傾向にあります。投資の頻度は毎年行われており、継続的な設備投資が行われています。

投資の目的と内容

主な投資分野は型枠関連事業や土木関連事業であり、設備の取得や更新が行われています。投資の目的は生産能力拡大や効率化を図ることが主眼であり、特に型枠関連事業における賃貸用鋼製型枠やレンタル用機材への投資が目立ちます。また、全社共通の投資として土地・建物等の取得費やソフトウエア取得費も行われています。

投資の効果と影響

設備投資により生産能力が拡大し、効率化が進んでいると考えられます。特に型枠関連事業における設備投資が注目され、事業への影響は大きいと言えます。一方で、固定資産除売却損が発生している点には注意が必要であり、設備の管理や運用における課題も存在する可能性があります。